ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、欧州カップ戦の出場権獲得に意欲を示している。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

ウェストハムは今シーズン、プレミアリーグ19試合を消化した現時点で7位の位置につけるなど、好調を維持。現在はリーグ3連勝を飾っており、25日に行われる第20節のクリスタル・パレス戦に勝利すると、他会場の結果次第で4位に浮上する可能性もある。

また、23日に行われたFAカップ4回戦では、3部のドンカスター・ローバーズを相手に着実に勝利し、5回戦進出。こうした好結果を受け、ウェストハムには来シーズンの欧州カップ戦出場を期待する声も増えてきている。

モイーズ監督もこうした声に対して公言はしなかったものの、欧州カップ戦出場を期待していると暗に認めた。

「(欧州カップ戦出場への期待について)選手たちには内緒で話すかもしれないね。だが、外で公表することはしないだろう。それを口にした途端、落ちていく可能性だってあるのだから」

「しかし、私は野心的になろうとしている。前進したいと考えており、今シーズンはすでにそれが達成できていると思うよ」

「我々はすでに大きな前進をしてきたが、それ以上のものを求めてもいるんだ。私ももっと多くを欲しているが、同時に小さな一歩を踏み出していくしかないことも知っている」

また、モイーズ監督は上位進出を目標とする一方、これから下位チームに追いつかれる危険性についても言及。シーズン後半戦も、これまで同様に優れたパフォーマンスを続けていく必要があると語っている。

「我々の下には、たくさんの良いチームがあるね。彼らを少しでも遠ざけるために、チームは本当に良いプレーをする必要がある」

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