フランクフルトセルビア代表FWルカ・ヨビッチが、古巣での再挑戦に自信を見せた。ドイツ『キッカー』が伝えている。

ビッチは2017年夏から2年間在籍したフランクフルトで、公式戦通算75試合36ゴール9アシストをマーク。この活躍に注目したレアル・マドリーへ、2019年夏に6000万ユーロ(現レートで約76億円)の移籍金で加入した。

しかし、マドリーではまったく存在感を発揮できず、今シーズンは公式戦わずか4試合の出場のみ。ジネディーヌ・ジダン監督の構想から外れたヨビッチは、1月にレンタル移籍でフランクフルトへと復帰した。

ドイツの地に戻ったヨビッチは、ブンデスリーガ3試合に出場。すべて途中出場であり、ここまで76分間しかピッチに立っていないものの、既に3ゴールをマークし、マドリー時代のゴール数を超えている。この今までの鬱憤を晴らすかのような活躍について、本人も自信を取り戻している様子。同時に、スペインで活躍できなかった理由についても語っている。

「僕はここで何かを証明する必要はない。自分がどれだけ優れているかは、既に知っているからね。僕は、誰からも評価されるべき選手だ」

ジダンは監督としても人としても驚異的だったよ。でも、スペイン語では彼と上手くコミュニケーションができなかったんだ。(フランクフルト指揮官である)アディ・ヒュッターとは英語で会話できるから、よりコミュニケーションが簡単だね」

マドリーでは、ケガや個人的な問題があり、何かと不運だった。そのせいで、あまりプレー時間も貰えなかったね。しかも、マドリーでは特別なプレッシャーがあり、これまでと違ったプレーも求められたんだ。だから、ここへの移籍は正解だったと思う」

また、ヨビッチはチームメイトであるFWアンドレシウバとのコンビについても言及。同時に、チャンピオンズリーグ(CL)出場は可能だと話したアンドレシウバの意見に同調している。

「(アンドレシウバとの相性について) 判断するのはまだ早いよ。でも、時間と共によくなると思う。いずれにしても、アンドレはスーパーな男だ」

アンドレのCLについての意見は正しいよ。このままプレーを続けていけば、僕たちにはチャンスがあるはずだ。僕はマドリーでのトレーニングを経てより成熟したと思うし、このチームのクオリティは上がっている。だから、CLの夢を持つのは現実的な目標さ」

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