東京 i CDCでは、都内での変異株の発生状況を把握するため、昨年12月に「新型コロナウイルスのゲノム解析に関する検討チーム」を立ち上げ、東京都健康安全研究センターで都内における遺伝子変異の有無のスクリーニングを進めています。
 このたび、変異株スクリーニングを行った検体について、国立感染症研究所での確定検査の結果、変異株が新たに1例確認されたのでお知らせします。
 なお、報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報保護にご配慮下さい。
1 変異株の発生状況
(1)健康安全研究センターにおけるスクリーニング数

(2)発生例
  1例(累計:2例)
  ※参考
  <患者情報(今回発生分)>

厚生労働省プレスリリース資料による)

2 今後の対応
  現在のところ、都内で変異株が市中に広がっていることは確認されていませんが、都としては、保健所と連携して疫学調査を進めるとともに、今後広がってくる可能性も視野に入れ、引き続き国と連携してスクリーニングを行い、感染拡大防止対策に努めてまいります。

(参考) 変異株スクリーニングのスキーム
  ○ 都内で採取された検体の一部が各保健所より健康安全研究センターに持ち込まれる。
  ○ 同センターの新型コロナウイルス検査(PCR検査等)により陽性となった検体について、リアルタイムPCR法により変異株のスクリーニングを行う。
  ○ スクリーニングの結果、「変異株疑い」となった場合、国立感染症研究所に検体を送付し、確定検査を行う。

配信元企業:東京都

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