pokota.jpgニコニコミュージカル公演第二弾『ニコニコ東方見聞録』の顔合わせと初稽古が2010年11月24日に行われ、ニコニコ動画が生中継した。

 ミュージカルの舞台は、100メートル四方しかないという幻の島「日本」。イタリアに住むニコ厨マルコ・ポコタが天才科学者・掘衛門のロケットに乗って日本に行ってみたら、「運営」と「荒らし」が争う戦国時代で、ポコタと仲間たちがニコニコを取り戻すために冒険を繰り広げるというストーリーだ。

 エグゼクティブプロデューサー片岡義朗さんは冒頭の挨拶で、別のストーリーを用意していたが、ドワンゴの社員から「おもしろくない」という意見がたくさん上がってボツになり、代わりにドワンゴの社員が考えた『ニコニコ東方見聞録』が採用されたと明かした。また、演出家、俳優、スタッフに対して、「たくさん意見を交換して、いろんなぶつかり合いをしながら、コミュニケーションの総量を増やしてもらいたい」と呼びかけた。

 続いて、脚本/演出・石沢克宜さんは「キャストのメンツを見て頂くと、稽古場がどれだけカオスになっているかわかって頂けると思います。まったく先が見えない感じっていうのは案外嫌いじゃないですね」と語った。またこの日、主演の蛇足さんが風邪で欠席したことから、「風邪を引かない。うつさない。稽古場にもちこまない」という「非風邪三原則」を掲げた。

マルコ・ポコタ役のぽこたさんは「普段、若い子と接する機会がなくて、(稽古で若いキャストに)どう接したらいいかわからなくて、(キャストの)高校生の子に『ぽこたさんと蛇足さんはおっさんすぎて、どう話したらいいかわからない』と言われて、つらすぎた」というエピソードを披露し、会場の笑いを誘った。「セリフが多すぎて死にそうなので、石沢さんどうにかしていただきたいんですけど」「1人2役で同時に2人がしゃべっている場面はどうやったらいいのか」といった芝居の悩みも打ち明けた。

梅山トメを演じる野宮あゆみさんは、「舞台初経験の人が多いなかで、みんなができる範囲で知恵を出し合ってひとつの舞台を作ろうとしている。みんなが同じラインに立っているので、きちんとものを言えるし、聞くこともでるという、いい関係を築けている稽古場だと思います。楽しいお芝居にできるようにがんばるので、楽しみにしていてください」と挨拶。

また今回、ドワンゴ社員・らーさんが本人役で出演する。ニコニコ動画モバイルの開発に携わっていて、仕事に支障が出ないことを条件に上司に出演の許可をもらったという。らーさんは「参加するにあたって許可していただいて、ありがとうございます」と上司への感謝を述べたところ、会場は笑いの渦に。

「稽古場は笑いが絶えなくて、稽古が毎回楽しみ」と語ったのは、「ドワンゴクリエイティブスクール」卒業生で、運営の犬役の野見山修さん。また、「ぽこたさんに胸を触られた」といった衝撃のエピソードを明かす場面もあり、「セクハラ」と書き込むユーザーが相次いだ。司会を務めた製作担当の中村和明さん(ワムハウス)も「仲良きことはセクハラかな」とコメントし、窮地に立たされたぽこたさんは「コミュニケーションの手段です」と切り返した。

キャストスタッフがそれぞれの意気込みを述べた後、タマデラス役のAD笠原さん、らーさん、繚乱役の百花繚乱さんなどが、約5分間にわたり立ち稽古を披露。らーさんがニコ動の開発業務について話すシーンもあり、片岡さんは「内輪ネタが結構たくさん入っています。そういうところもおもしろいと思うので、ぜひ舞台に足を運んでいただきたい」と語った。

ニコニコミュージカル公演第二弾『ニコニコ東方見聞録』
演日:2011年1月7日~12日
会場:全労済ホールスペース・ゼロ(東京・渋谷)


ぽこた・蛇足 主演!ニコミュ公演第二弾『ニコニコ東方見聞録』稽古初日キャストスタッフ顔合わせ生放送 - ニコニコ生放送
http://live.nicovideo.jp/watch/lv32867839
(番組はタイムシフト機能2010年月日まで視聴できる)

レディM.)