バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのロバート・ゼメキス監督がメガホンをとり、トム・ハンクスが主演を務める、ディズニーの名作アニメ『ピノキオ』(40)の実写版Pinocchio』に、実写版美女と野獣(17)ルークエヴァンスが出演することが明らかに。「Deadline」が報じた。

【写真を見る】ガストン&ル・フーを主人公にしたスピンオフシリーズも進行中!

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの長編第2作として製作された『ピノキオ』は、心優しいおもちゃ職人のゼペットが作ったあやつり人形のピノキオに命が吹き込まれ、やがて波瀾万丈な冒険に繰りだす姿を描いた不朽の名作。実写版の製作は数年前から計画されており、当初は劇場公開作品として予定されていたが、昨年12月にディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」での配信公開になることが発表された。

今回の報道によれば、エヴァンスが演じるのは甘い言葉で子どもたちを騙し、ロバに変えて売り飛ばすという恐ろしい顔を持つ“馬車屋”コーチマン役。『美女と野獣』ではエマ・ワトソン演じるベルに求婚するうぬぼれ屋のガストン役を演じ、一躍注目を集めたエヴァンス。同作に続いての悪役挑戦に、いまから期待が集まるところ。なお『Pinocchio』の配信時期はまだ明らかになっていない。

また、ディズニープラスでは『美女と野獣』のスピンオフとして、ガストンとその相棒ル・フウを主人公にしたドラマシリーズの製作が予定されている。エヴァンスとル・フウ役を演じたジョシュ・ガッドが数年がかりで企画を練りあげ自らディズニーに持ち込んだという同作は、『美女と野獣』の前日譚を描く全6話構成になるとのこと。こちらも配信時期未定となっており、続報が待たれるところだ。

文/久保田 和馬

ルーク・エヴァンスが実写版『ピノキオ』で悪役に!/写真:SPLASH/アフロ