ビーレフェルトは31日、ザルツブルクに所属するMF奥川雅也(24)の加入を発表した。移籍形態は買い取りオプション付きの半年レンタルとなる。

奥川は京都サンガF.C.下部組織出身で、2015年からトップチームに昇格すると、同年夏にザルツブルクの実質的なリザーブチームにあたるリーフェリンクに加入。その後、マッテルスブルクやホルシュタイン・キールへのレンタルを経て、2019年夏にザルツブルク復帰を果たした。

2019-20シーズンは公式戦33試合に出場して11ゴールを記録。今季もここまで公式戦14試合に出場して3得点の数字を収めたが、徐々に出番が限定的となり、移籍の可能性も浮上している状況だった。

ウーベ・ノイハウス監督は「堂安律に似たタイプの選手で、クリエイティブかつ豊富なアイデアを持って前に道を探していける。フィニッシュだけでなく、組み立ても強み。我々の得点力は高まるはずだ」とPSVからレンタル加入中であるMF堂安律の名を挙げ、期待を口にした。

ビーレフェルトは今季、2006-07シーズン以来のブンデスリーガ復帰。18試合を消化した時点で5勝2分け11敗の15位に位置している。

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