ラス・パルマス（スペイン2部）は1日、フリーのスペイン人FWヘセ・ロドリゲスと今シーズン終了までの契約を締結したと発表した。

　27歳のヘセはカナリア諸島の町ラス・パルマスで生まれ、2007年にレアル・マドリードの下部組織に加入。2013－14シーズン以降、トップチームに定着してリーガ・エスパニョーラで62試合に出場した。2016年に2500万ユーロ(約28億4000万円)の移籍金でパリ・サンジェルマン（PSG）へ完全移籍。しかし出場機会を得られずに加入半年で故郷のクラブであるラス・パルマスにレンタル移籍。

　同クラブに在籍した期間は主力として活躍ししたが、PSGへ復帰後は再び構想外に。その後ストーク（イングランド）やベティス（スペイン）、スポルティング（ポルトガル）にレンタル移籍したがいずれのクラブでも活躍できず。今シーズンはレンタル移籍先が見つからずにPSGへ残留したものの、公式戦2試合の出場に留まって昨年12月に契約解除が発表された。

　ラス・パルマスは現在スペイン2部で10位。ヘセは故郷でレアル時代の輝きを取り戻してクラブを浮上へと導けるのだろうか。

ヘセ（右）がラス・パルマスに復活 [写真]=Getty Images