1月最後の試合となった前節では、好調同士のアーセナルマンチェスター・ユナイテッドが激突。試合は互いに決定機を作りながらも両守備陣の奮闘もあり最後までネットは揺らせず白熱のゴールレスドローとなった。

ミッドウィーク開催となる今節もトッテナムチェルシーによるビッグマッチが控える。前節のトッテナムは、両足首を負傷したケインの不在が響き、17位ブライトンにまさかの敗戦。攻守ともに低調で、モウリーニョ監督も「ダイナミックさが完全に失われていた」と嘆いた。

一方のチェルシーバーンリーに2-0の快勝。相手のシュートをトータル2本に抑える圧倒ぶりで、主将のアスピリクエタと伏兵マルコス・アロンソのゴールで勝利。就任2戦目で初白星を挙げたトゥヘル監督も「完璧な試合だった」と満足感を示していた。

そんな対照的な両チームの直近5試合の成績はチェルシーの3勝1分け1敗で、昨季のトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた一戦はウィリアンの2ゴールでチェルシーが勝利している。

1試合消化が少ないながら、2位のマンチェスター・ユナイテッドと3ポイント差で首位に立つマンチェスター・シティバーンリーと対戦する。前節は、ユナイテッドを破って首位浮上をアシストしてくれた最下位のブレイズと対戦し1-0で勝利。指摘されている得点力低下が強調された試合だったが、一方でリーグ最少失点の守備が機能した内容でもあった。最近はエースのアグエロがコロナから回復したという吉報も届いており、このバーンリー戦で出場する可能性もあるようだ。

シティの後塵を拝すユナイテッドサウサンプトンと対戦する。前述のアーセナル戦とブレイズ戦でここ2試合未勝利で、ブルーノ・フェルナンデスのパフォーマンス低下が指摘されている中、直近5回の対決で2勝3分け無敗の戦績を収めているセインツ相手に白星を目指す。昨年11月の前回対戦では、2点リードされる苦しい展開から、ブルーノ・フェルナンデスカバーニの2ゴールで逆転勝利を収めている。

一方、セインツでは日本代表FW南野拓実リバプールから電撃加入。冬の移籍市場のデッドラインギリギリで交渉が成立し、今季終了までの半年間レンタルで、かつて吉田麻也李忠成が在籍したクラブに移籍することになった。ここまでセインツは攻撃面はイングスに頼り切りなところもあったため、南野にいきなり出番が回ってくることも十分に考えられる。

プレミアリーグ第22節
▽2/2(火)
《27:00
シェフィールド・ユナイテッド vs WBA
ウォルバーハンプトン vs アーセナル
《29:15》
マンチェスター・ユナイテッド vs サウサンプトン
ニューカッスル vs クリスタル・パレス

▽2/3(水)
《27:00
バーンリー vs マンチェスター・シティ
フルアム vs レスター・シティ
《28:30》
リーズ vs エバートン
《29:15》
アストン・ビラ vs ウェストハム
リバプール vs ブライトン

▽2/4(木)
《29:00》
トッテナム vs チェルシー

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