テレビ東京旅番組の顔として活躍中の太川陽介。すでに2つの旅企画を持っているが、1月20日には3つめの企画「ローカル路線バス対決旅 路線バス鬼ごっこ!群馬・高崎~伊香保温泉」(テレビ東京系)が放送され、好評を博している。

 この時、ファンから疑問の声が上がったのがライバルの人選。「太川の敵」として相手チームのリーダーに起用されたのはEXILEのMATSUこと松本利夫だったからだ。

「というのも、『乗り継ぎ対決旅』では“鬼軍曹”と呼ばれる女優の村井美樹が、みごとな鉄道乗り継ぎで太川と熱いバトルを繰り広げました。また、『陣取り対決旅』では、A.B.C-Zの河合郁人が相手の裏をかくバスの利用法を繰り出し、太川から感心されるほどでした。それに比べて松本は弱いんじゃないかと指摘されているのに、なぜリーダーなのかというわけです」(テレビ誌ライター)

 松本は昨年8月に放送された「千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅6」(テレ東系)に出演。この時は地図の読み方に戸惑い、ルート選択はジュニアにまかせっきりだった。確かに太川の相手が務まるのか心配の声が出るのも無理はない。

 そんな松本は今回の「鬼ごっこ」で、お笑い芸人のスギちゃん宮澤佐江の助けを借りてなんとか旅を終えたが、結果は完敗。放送終了後も「なぜ松本だったのか」という意見が見られたのである。

 ところが、その“答え”を1月30日放送の「千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅 特別編2」(テレビ東京系)で千原ジュニアが明かしたというのである。

 この日の放送は昨年8月の「乗り継ぎ旅6」を千原と松本がスタジオで見ながらコメントする内容。2人で史上最長距離を歩いた厳しい旅を振り返った。

 番組の最後でジュニアは、

「大変な旅でした。しんどい思い、つらい思いが伝わるのか数字(高視聴率)もいただきました」とコメント。すると松本は「実はですね、このタクシー旅を見た他の番組(のスタッフから)、路線バスの旅っていうの出させしてもらったんですよ。まさかの」と明かした。これを受けてジュニアは「噂が広まったんでしょう。旅番組、MATSU、数字持ってるって」と話し、笑顔を見せた。

「松本が出た『乗り継ぎ旅6』の視聴率がよかったので、バス旅の鬼ごっこに起用されたということが考えられますね。蛭子能収が引退した今、今後、太川のパートナーになれそうな人ならどんどん起用しようというのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)

 太川のライバルではなくパートナーとしての松本の評価はどうなのか。次のバス旅鬼ごっこで松本が起用されるかどうかで答えがわかるかもしれない。

アサ芸プラス