突如として監督辞任を辞任したアンドレ・ビラス=ボアス監督の後任候補に浮上していたマウリツィオ・サッリ氏(62)だが、断っていたようだ。イギリススカイ・スポーツ』が報じた。

ビラス=ボアス監督は、2日に行われた記者会見で辞任の意向を発表。その理由は、マルセイユが移籍最終日の1日にセルティックから元U-21フランス代表MFオリヴィエ・エンチャム(24)を獲得していたことだった。

ビラス=ボアス監督は「マルセイユの監督を辞任したい。理事会にはこれ以上何も求めない。違約金もいらない」と会見で語っていた。

これを受けてマルセイユはビラス=ボアス監督の職務を停止。後任監督を探す中で、サッリ氏を検討していたようだ。

サッリ監督は、ナポリチェルシーなどで指揮を執り、ユベントスでは初のセリエA制覇を達成していたが、昨シーズン終了後に解任されていた。

しかし、サッリ氏はシーズン途中に監督に就任するつもりはないとのこと。夏にしか現場復帰は考えていないようだ。

なお、その他の候補ではドルトムントの監督を解任されていたルシアン・ファブレ氏が浮上している。

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