ピジョン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:北澤 憲政)は、東京都が主催する東京金融賞ESG投資部門(SDGsカテゴリ)において、“SDGs経営の取組を実践している事業者”として、当社の「母乳バンク支援の取組み」が初代受賞となりましたのでお知らせいたします。
■東京金融賞とは

東京都が2017年11月に世界に冠たる国際金融都市として輝くために発表した「国際金融都市・東京」構想の1つの施策で、都民のニーズ等の解決に資する画期的な金融商品・サービスの開発・提供を行う金融事業者、及びESG投資の普及を実践する金融事業者を表彰するものです。ESG投資部門のうち、SDGs経営の取組を実践している事業者(含む金融事業者)を表彰する“SDGsカテゴリ”が、2020年度より新設されました。
  • 受賞した「母乳バンク支援の取組み」について
ピジョンが支援に乗り出した母乳バンクは、母乳が必要な早産・極低出生体重児が母親から母乳を得られない場合に、寄付された母乳を安全に処理した「ドナーミルク」を提供する施設です。日本では、10人に1人が2,500g未満の低体重で生まれており、特に支援が必要な1,500g未満で生まれる赤ちゃん(極低出生体重児)は全国で7,000人です。このような早く小さく生まれた赤ちゃんは、様々な感染症、病気にかかるリスクが高く、母乳には赤ちゃんの生死にかかわる壊死性腸炎(腸の一部が壊死する病気)に罹患するリスクを、人工乳のおよそ1/3 に低下させる効果があることがわかっており、「母乳は薬」とも言われており、寄付された母乳をドナーミルクとして提供する母乳バンクは、早く小さく生まれた赤ちゃんには欠かせない存在です。
※Quigley MA. Henderson G. Anthony MY. et al. Formula milk versus donor breast milk for feeding preterm or low birth weight infants. Cochrane Database Syst Rev. 2007; (4):CD002971.

ピジョンは日本母乳バンク協会の活動に賛同し、2020年9月、国内2拠点目の母乳バンクで、1拠点目の約6倍の処理能力をもつ「日本橋 母乳バンク」のピジョン本社への開設支援にはじまり、当社の商品や、知見、ネットワークを活用し、ドナーミルクがドナーからレシピエント(ドナーミルクを受け取る赤ちゃん)に届くまでの仕組みを包括的にサポートしています。
2020年9月1日ピジョン本社に開設した「日本橋 母乳バンク」
2020年9月1日~12月31日に実施した“母乳パッドの売上の一部を日本母乳バンク協会に寄付するキャンペーン”
日本橋 母乳バンク紹介動画
母乳バンクの仕組みについて動画でご紹介しています。
フルバージョン   :https://youtu.be/zsu9eba6pEY
・ショートバージョン:https://youtu.be/u5Sq8yp67RA

3.すべての人に健康と福祉を
17.パートナーシップで目標を達成しよう

配信元企業:ピジョン株式会社

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