どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回は日本代表DF吉田麻也サンプドリアで決めた最初のゴールだ。

名古屋グランパスでプロデビューを飾った吉田は、若くして渡欧し、海外挑戦すると、オランダイングランドプレー。2020年1月からはサンプドリアに加入し、イタリアに活躍の場を移している。

サンプドリアでもチームの主力としての地位を確立し始めている吉田だが、2021年1月24日に行われたセリエA第19節のパルマ戦では、記念すべき移籍後初ゴールを決めている。

0-0で迎えた25分、相手陣内中央やや右でサンプドリアフリーキックのチャンスを得ると、吉田らDF陣もボックス内に上がり、攻撃に参加する。

クロスは相手にクリアされたもの、味方が再び上げたクロスが、相手DFに跳ね返り、ゴール前の吉田の下へ。素早い反転からボールを収めた吉田は、冷静にシュートを流し込み、自身のセリエA初ゴールとなる先制点を決めてみせた。

このゴールで流れを掴んだサンプドリアは、前半のうちに追加点を奪うと、リードを守り切り2-0で勝利している。

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