教育は家庭によって様々だが、国によっても特徴に違いがあると言えるだろう。そして、特に学校教育については国による違いは非常に大きいものだ。中国メディアの百家号は4日、日本と中国と韓国の「学校の休み時間の過ごし方」について比較する記事を掲載した。

 記事は、日本や韓国の学生にとって、学校の休み時間の過ごし方といえば「友人とおしゃべりをしたり、遊んだり」というものだと紹介。もちろん勉強をすることも可能で、「とにかく自由に過ごせるのが休み時間だ」と紹介した。
 
 では、中国の学生はどうなのだろう。記事によると「授業が長引いてしまって、休み時間が潰れてしまう」か、ヘトヘトに疲れていて「遊ぶ気力などないため、机に突っ伏して寝るか」のいずれかだという。中国の子どもたちは勉強面での圧力が非常に大きく、日本では考えられないほど大量の宿題が毎日出されており、強いストレスにさらされている。これが休み時間の過ごし方にも大きく影響しているのだろう。この点で日本の子どもたちの環境は恵まれていると言えるかもしれない。

 事実、中国のネットユーザーからは「中国の子どもたちはかわいそうすぎる。休み時間ですら授業でつぶれるなんて」、「これはよく分かる。中国の子どもの心は傷ついていることだろう」、「子どものために十分な休み時間を与えるべきだと思う」、「休み時間は子どもが自由に過ごせる時間であるはずであり、自分の好きなことをしてリラックスすることで次の授業に打ち込める。でも、中国ではそれができていない。外国の休み時間とはまだ差がある」といった声があがっているという。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

学校の休み時間に見る「日中韓」の違い、「中国の子どもはかわいそうだ・・・」=中国