トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督は韓国代表FWソン・フンミン(28)の契約延長時期に見解を示した。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じている。

ジョゼ・モウリーニョ体制2年目の今季もすでにプレミアリーグで5年連続の二桁得点を決めるなど、イングランド代表FWハリー・ケインとともに攻撃陣をリードするソン・フンミン。まだ2023年までの契約があり、猶予を残すが、早くも延長に向けたクラブの動きが取り沙汰され、その行方に注目が集まっている。

そんなソン・フンミンは7日に行われたプレミアリーグ第23節のWBA戦でも輝き、“相棒”ケインとの揃い踏みでゴールを挙げ、今季13得点目をマーク。2枚看板の働きで4試合ぶりの白星を掴み、3連敗の悪い流れを止めたモウリーニョ監督は試合後、ソン・フンミンの契約延長を問われると、独特な言い回しで言及した。

「ソンの件は問題ない。私が間違っていなければ、あと数年、おそらくあと3年間の契約がある。(契約延長を)実行するための適切な時期を待っているだけだ」

「おそらく今の世界情勢、コロナ禍の状況を考えると、多くの人が職を失い、働けなくなり、困難に直面するなかで、選手とクラブが話し合うのは適切なタイミングじゃないと思う」

「この世界に再び太陽が輝くとき、クラブとソニーがあっさりと合意に至ると信じている」

なお、『イブニング・スタンダード』によると、どのクラブも例外でないが、トッテナム新型コロナウイルス感染拡大で財政面の見通しが立たず、緊急性がない限り、ソン・フンミンら主力との延長交渉を先延ばしにしているとみられる。

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