新型コロナが流行り始めて1年ほど経った現在、すくなくとも一個人からは後手後手に見える対策を取り続けてきた日本では、いまだに外出自粛を強いられている。

筆者が住む北海道でも緊急事態宣言こそ発令されてはいないものの、12月までだったはずの集中対策期間は何度も伸び続けており、何だかとても外に出づらい。料理スキルが乏しくお金もない筆者は牛丼ばかり食べ続けて、飽きてきてしまった。

自粛にも牛丼にも飽き飽き

今日は吉野家、明日は松屋、あさってはなか卯...だとかいうIQの低い工夫ではとても乗り切れない。ここは一発とんでもない工夫で自粛中という事を忘れるくらいに盛り上がれるものを作りたい。

とりあえず酒でも飲んで考えよう。

買ってきたのは牛皿。筆者はいつも牛丼はつゆ抜きで食べるのだが、今回は牛皿なのでつゆだくだくで頼んでみた。初めての経験である。

ちなみに店員さんに確認したところ、つゆだくはつゆの量が普通に比べておよそ2倍であり、つゆだくだくはつゆの量が3倍なのだそうだ。

アレンジを加えてみる

というワケで、すき家に行って牛皿を買ってきた。冷ややっこもその場で買ってしまおうと思ったが、テイクアウトの冷ややっこはないという事で別の豆腐を使い、肉豆腐を作ってみることに。

しかし、何か物足りない気もする。何なら、コレはお店で冷ややっこと牛皿を注文して混ぜれば出来上がる気もする。

そこでコレだ。ビール。言うまでもなくビールは超おいしい。いつだってストレスを吹き飛ばしてくれるのはビールに決まっている。牛丼とビールという好物をかけ合わせればさらに美味いものが出来上がるのではないだろうか。

四の五の考えずに投入!ビールで煮込んでみると、沸騰してないのにシュワシュワ音がして面白い。

350㎖缶を全て入れたので、アルコールがどれほどで飛ぶのかわからない。とりあえず豆腐があったまったタイミングで完成という事にしておこう。

「肉豆腐ビール煮込み」完成!

すき家肉豆腐ビール煮込み、実食

さっそく食べてみようと思う。いただきます。

ビールの匂いが凄い!とりあえず、5分くらい煮たくらいではアルコールは飛んでいないという事がわかった。

まずはビール部分を楽しんでみよう。お腹もいっぱいになりつつ酔うことが出来るという一石二鳥の仕上がりになっているはずだ。

うん...!

美味い!つい柏手の安が憑依してしまうほどだ。

この清涼感は...ホップだ!ホップ畑が見えるようだ!

肉豆腐もしっかり美味い。ビールで煮込むと肉が柔らかくなって美味いとクッキングパパで荒岩主任も言ってた。荒岩主任の言う事なら間違いないだろう。

さらにグングン飲み進めると

まるでビールの海の中に飛び込んでしまったようだ!

一瞬、牛皿の向こう側にホップ畑が見えたり、ビールの海で溺れそうになるほどの出来。これまでもビールに合うおつまみは作ってきたが、オールインワンの食べ物を作ったのは初。新たな流行を作り出してしまったのかもしれないと思うとドキドキしてしまう。自粛中、家でクサクサしている方は是非ともお試しください。

画像掲載元:秒刊サンデー



画像が見られない場合はこちら
外出自粛なので、すき家の牛皿をビールで煮込むアレンジを試みた結果