綾瀬はるか西島秀俊が、2月9日に都内で開催された劇場版「奥様は、取り扱い注意」取り扱い説明会に出席。2人がお互いの「取り扱い注意ポイント」を打ち明ける一幕があった。

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同作は、2017年10月クールに放送された連続ドラマの劇場版。映画「カイジ ファイナルゲーム」(2019年)やドラマ「家政婦のミタ」(2011年、日本テレビ系)などの佐藤東弥がメガホンを取り、主婦たちの抱えるさまざまなトラブルを次々に解決する、元特殊工作員でちょっとセレブな専業主婦・菜美(綾瀬)と、実は公安警察のエリート・勇輝(西島)が繰り広げた“史上最強の夫婦ケンカ”のその後が描かれる。

作品のタイトルにかけて、お互いの「取り扱い注意ポイント」を聞かれると、綾瀬は西島について「こう見えて、甘い物がお好き。だから、甘いおやつをあげれば喜びます。スイーツ男子」と笑顔で回答。

それを受けて、西島が「好きですね。現場でも甘い物がある所に僕はいます」と苦笑いしながら打ち明けると、綾瀬も「お菓子がある場所を陣取っています。ずっと食べてるよね」とニヤリ

また、綾瀬が「撮影でお昼ご飯がおしたら、『おなか、空いたな』と言っていて。そんな時とか、甘い物があれば」とエピソードを披露すると、西島は「言ってないよ~」と笑いながら反論していた。

一方、西島は綾瀬の「取り扱い注意ポイント」について、「褒めると伸びるタイプなので、とりあえず褒めておきます。『いいね~、今のアクション、すごくカッコよかった』って伝えておかないと、『お兄ちゃん(西島)の方がカッコよくない?』とか急に絡まれたりするんで」と笑いながら明かし、「褒めると、どんどんアクションも良くなってきます」とニッコリ。

綾瀬は「褒められると『やったー!』ってうれしいし、頑張ろうと思ますね」と笑顔で同意していた。

劇中では、実は元特殊工作員、実は公安のエリートという菜美と勇輝にかけて、「実は○○なんです」という一面を披露する一幕も。

西島は「実は高い所が結構、苦手なんです」と告白し、「今回も高い所に登って、アクションをしたんですけど、見ていても嫌なんです。高い所が大丈夫だと思われていて、『そこから飛び降りて』とか簡単に言われますが、すごく嫌。やりますけど、得意ではないですね」とぶっちゃけ。綾瀬も「意外ですね」と驚いていた。

一方、綾瀬は「実はエンジンがかかるまでにお尻が重いです」と回答。「最初はだいたい嫌だなと思うんですけど、やり出すと回り出すっていう感じで。時間的に追い詰められないと…」としみじみ明かすと、横で聞いていた佐藤監督に「全然、以外ではないです」とツッコまれ、苦笑いしていた。

最後に、西島が「日々の生活で我慢していることがたくさんあると思いますが、スカッとするコメディーの楽しいアクション映画なので、日々の暮らしのそういうものを忘れて楽しんでいたけたらと思います」とアピール。

また、綾瀬が「夫婦の愛だったり、アクションシーンも見ごたえのあるスカッとするものになっているので、きっと見終わった後に晴れ晴れしく、気持ちのいい作品になっていると思います」と笑顔で語り、締めくくった。

劇場版「奥様は、取り扱い注意」は、3月19日(金)より全国公開。

◆取材・文・撮影=TAKAMI

西島秀俊が劇場版「奥様は、取り扱い注意」取り扱い説明会に出席した