コッパ・イタリア準決勝セカンドレグが9日に行われ、ユヴェントスインテルが対戦した。

 2日のファーストレグはホームのインテルが先制したものの、ユヴェントスクリスティアーノ・ロナウドが2ゴールを挙げて2-1の逆転勝利を収めた。セカンドレグは立ち上がりから激しい攻防が続いて拮抗した戦いとなった。

 逆転突破へ2点以上必要なインテルは26分、右サイドからのFKをファーポストのロメル・ルカクが合わせたが、シュートはわずかに枠の外。一方のユヴェントスは42分、C・ロナウドがペナルティエリア中央に切り込んでシュート放ったが、これはDFにブロックされた。直後にもC・ロナウドがエリア左の角度のないところから狙ったが、シュートはGKサミール・ハンダノヴィッチセーブされた。

 後半に入って52分、インテルはアクラフ・ハキミがエリア右からシュートを打ったが、これも枠を捉えず。ユヴェントスは64分、C・ロナウドがエリア左に抜けて右足シュート。70分にもC・ロナウドが鮮やかなドリブルでエリア中央に切り込んだが、どちらもGKハンダノヴィッチの好セーブに阻まれた。

 得点が遠いインテルは86分、ゴール前中央で収めたルカクがエリア左へパスを送ると、走り込んだステファノ・センシダイレクトシュート。だが、これもDFのブロックに阻まれ、シュートは惜しくも枠の右へ逸れた。試合はこのままスコアレスドローで終わり、ファーストレグを制したユヴェントスが2シーズン連続の決勝進出を果たした。

 ユヴェントス5月19日に行われる決勝で、アタランタナポリの勝者と対戦する。

【スコア】
ユヴェントス 0-0(2戦合計:2-1) インテル

ユヴェントスがコッパ・イタリア決勝進出 [写真]=Getty Images