サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。

『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はグラナダの元スペイン代表FWロベルト・ソルダードが決めたゴールだ。

レアル・マドリーの下部組織出身のソルダードは、バレンシアブレイクを果たすと、トッテナムやフェネルバフチェなどを経て2019年夏にグラナダに加入。貴重な得点源として活躍している。

ボックス内でのフィニッシュを強みとするソルダードだが、2021年2月3日に行われたコパ・デル・レイ準々決勝のバルセロナ戦では、見事なカウンターを決めている。

1-0と、下馬評に反してグラナダリードで迎えた47分、攻勢に出るバルセロナに対して、MFアンヘル・モントロ・サンチェスが自陣でボールを持つと、一気に前線へフィード。守備にほとんど人員を残していなかったバルセロナに対して、ソルダードが1人抜け出すと、そのままフリーでボックス内に侵入。飛び出して来たGKの足元を抜くシュートを沈め、リードを広げる追加点を奪った。

その後試合は、土壇場でバルセロナが立て続けのゴールで2-2と追いつき、延長戦に突入。最終的にバルセロナが5-3で勝利している。

サムネイル画像