サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回はバーゼルのスイス代表DFエライ・キュメルトが決めたゴールだ。

スイスの名門バーゼルユース出身のキュメルトは、同クラブでプロデビュー後、レンタル移籍で経験を積むと、ファーストチームに定着。23歳ながら既に公式戦109試合に出場を果たしている。

欧州トップクラブも注目するタレントであるキュメルトだが、2019年12月8日に行われたスイス・スーパーリーグ第17節のシオン戦では、衝撃のゴールを決めている。

0-0で迎えた23分、バーゼルがボックス手前までボールを運ぶも、相手の堅い守備の前に攻めあぐね、ボールを中盤に戻す。

相手陣内中央でキュメルトがボールを持つと、まだゴールからかなり距離のある位置から豪快なロングシュート。ロケットランチャーのような強烈なシュートは、GKの頭上を抜き、クロスバー下部に跳ね返りながらゴールネットに突き刺さった。

強烈なゴールで先制に成功したバーゼル。これで勢いに乗り、4-0の大勝を収めている。

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