リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督がレスター戦を振り返った。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 リヴァプールプレミアリーグ第24節でレスターとアウェイで対戦。67分にエジプト代表FWモハメド・サラーのゴールで先制したが、78分からの7分間で3失点し、逆転負けを喫した。リヴァプールプレミアリーグ3連敗となったが、これは2014年11月以来、約6年3カ月ぶりのことだという。

 前節終了時点で、消化試合が1試合少ない首位マンチェスター・Cとは勝ち点差10ポイントとなっていたリヴァプールだが、レスターとの上位対決に敗れたことでますますタイトルから遠ざかる形となった。クロップ監督は試合後、以下のようにコメントした。

「正直言って、今年はこの差を縮めることはできないと思う。我々はサッカーの試合に勝たなければならない。今日の我々のゲームの大部分は非常に良かったが、避けなければならないのは、単純なミスや、連係ミスだ。今日の2つの状況では、我々はそれを避けることができなかったし、それが2つの失点の原因だ。結果はパフォーマンスに大きく関係している」

 また、連係ミスのあったブラジル代表GKアリソンや新天地デビューを果たしたトルコ代表DFオザン・カバクを擁護し、以下のようにコメントしている。

「試合前から、オザンが本当に良い選手だということはみんな分かっていたが、彼は我々のやることすべてに慣れていない。アリソンは攻撃的で、ゴールから飛び出してくるのが好きだ。チームができたばかりのプレシーズンではたいていこのようなことは起きるが、残念ながら、我々にはそれがなかった」

 クロップ監督は20日に次節で対戦するエヴァートンとのダービーマッチまで見据え、「火曜日にはタフな試合があり、来週はダービーがある。それが我々の考えていることだ」と切り替えた。

レスター戦を振り返ったユルゲン・クロップ監督 [写真]=Getty Images