ABCテレビ×吉本興業が開催する次世代スター料理人を発掘する新型料理人オーディション番組「DRAGON CHEF 2021」。2020年12月13日から2021年1月24日まで出場者の応募を受け付け、日本全国から761人のエントリーを集めた。そしてこの度、3月に開催される「エリア予選」に進出する59人の精鋭たちが決定。今夏開催の「決勝ラウンド」を目指し、熱きフードバトルを繰り広げる。
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エントリー者は、最年少10歳の少女から、海外で修業経験のある本格派シェフ、全国各地の名店で働く料理人、さらに、料理系YouTuberや料理が得意な芸能人までさまざま。
吉本興業からは、はんにゃ・川島章良、バンビーノ・藤田ユウキなどの料理自慢芸人が、その他、「グランメゾン東京」に出演した池田航、「バチェロレッテ」に出演した料理研究家・北原一希、石川県のローカルタレント・ビヨン酢などもエントリーした。
そして、服部栄養専門学校の講師、ABCテレビ・テレビ朝日系列各局の担当者、「DRAGON CHEF 2021」制作スタッフからなる「DRAGON CHEF 2021」実行委員会メンバーで、「レシピの独創性」「基礎的な調理技術」「出場者の熱意・キャラクター」を審査基準に厳正な審査を行い、都道府県代表59人を選出。
■北海道・東北エリアからは8人
北海道代表は、富良野産の食材にこだわった一皿で勝負した24歳の神村太陽さんと、占冠町産の「ゆりね」と「おがくず」を使った独創的なレシピで挑んだ下國伸さんの2人を選出。
秋田からは、都道府県代表最年少20歳の原田りなさんが、秋田名物・いぶりがっこを使ったチュロススナックで選出された。山形県代表は、鶴岡協立病院の調理師として働く遠藤亮さん。相撲や総合格闘技などの経験を経た異色の料理人だという。
神村太陽
下國伸
西村日出雄
佐々木耀
松石翼
原田りな
遠藤亮
本田孝幸
■関東・甲信越エリアからは14人
注目の関東・甲信越エリアからは最多となる14人が選出。激戦の東京都代表は5人。イタリアの料理コンクールでの受賞経験がある女性シェフ・野崎翠さんや、「くろぎ」「銀座小十」などの名店で働く料理人も選ばれた。
自らを「変態的料理人」と語る“食のクリエイティブディレクター”井上豪希さんは「透明な唐揚げ」という独創的なレシピで東京都代表に選出。さらに、テレビ朝日「家事ヤロウ」でも話題のポンポコ団・キングも東京都代表として、激戦区に挑む。
栗林英司
檜山翔
中根浩之
本岡将
勝見健
野崎翠
高木祐輔
井上豪希
ポンポコ団キング
由水真悟
遠藤光宏
本間龍史
鈴村昌也
中道暢
■東海・北陸エリアからは8人
東海・北陸エリアからは8人が選出され、そのうち3人が女性シェフという注目のエリアとなった。愛知県代表は名古屋市内でフランス料理の惣菜店を今年開業予定の西村諒子さん、三重県からは、ミシュランにも掲載されたオーナーシェフ・大野嬉々さん、伊賀上野のホテルで働く24歳の福島紗弥さんという2人の女性シェフが代表に。そんな女性たちに挑む男性シェフたちの中には、海外での修業経験もあるという猛者が揃う。
濱多雄太
坂下政典
山下一宇
松崎翔
西村諒子
大野嬉々
福島紗弥
■近畿エリアからは10人
京都府、大阪府からは3人ずつ選出。京都からは、名店「祇園 さゝ木」で働く26歳の中川寛大さん、名店「草喰なかひがし」の三男、カリナリーディレクターの中東篤志さん、名店「イルギオットーネ」一筋20年の下司真也さんという、腕自慢の3人が揃う。
大阪からは様々なコンクールで受賞経験のある中華の期待の星・花田洋平さんなど、ハイレベルな3人が代表に。和歌山県からは、自分で狩猟した食材を使った一皿でエントリーした澤田真大さんが選出された。
矢野咲紀子
中東篤志
下司真也
中川寛大
三島伴博
花田洋平
中井建
岡野満
古川輝文
澤田真大
■中国・四国エリアからは9人
岡山県からは今年の夏に開業するリゾートホテルのトップシェフ・中山公人さん、香川県はラストイヤー39歳の中華の料理人・鴫山惠一さん、愛媛県はミシュランで星を獲得した今治の和食料理人・篠田悠介さん、高知県はJALの国内線ファーストクラス機内食の監修経験もある井原尚徳さんなど、経歴も申し分のない30代のベテラン勢から多数が選出。
そこへ、「ひろしま和食料理人コンクール」でグランプリを獲得した28歳の女性料理人・保家彩良さんが果敢に挑む。
茅原優作
内田真吾
中山公人
保家彩良
三和慎吾
井原佑輔
鴫山惠一
篠田悠介
井原尚徳
■九州・沖縄エリアからは10人
福岡県からは、登録者数60万人以上の料理系YouTuber・とっくんさん、福岡市内で感性豊かな料理が人気の店で働く中原雄介さん、ミシュランで星を獲得したオーナーシェフ・山下泰史さんの3人が代表に。
大分県からは臼杵市を拠点に”フーディエイター”として活躍する女性料理家・Junmicchiさん、鹿児島県は奄美大島のリゾートホテルで働く佐藤栄治さん、熊本県は異色の経歴を持ち天草でフレンチ料理店を営む松田悠佑さんなど、個性派シェフ10人が選出された。
山下泰史
中原雄介
高橋翔
高木良太
松田悠佑
Junmicchi
徳永未奈子
佐藤栄治
米次健太
※高橋翔、高木良太の高は正しくは「はしご高」
■近藤真広プロデューサー(ABCテレビ)からのコメント
たくさんの料理人の方々にエントリーをしていただき、大変感謝しております。
何よりもうれしいのは、日本全国47都道府県すべての料理人の皆さんにチャレンジしていただいたこと。「地域創生」をテーマに立ち上げた「DRAGON CHEF」の、まさに目指していたことです。
エントリーの際に記入していただいた「エントリーした理由」の中には、コロナ禍の中、厳しい状況に置かれている飲食業界、生産者の皆さんの切なる思い、熱い思いが書かれているものをたくさん目にしました。
そういった皆さんの思いを胸に、日本中を「食」で明るく盛り上げていきたいと思っています。
エリア予選では、地元の「神食材」を使った三段重で勝負をしてもらいます。どんな独創的なお弁当が生み出されるのか、今から期待しております!
都道府県代表に選ばれた料理人の皆さんは、地元の思いを背負って、ぜひ頑張っていただきたいと思います!
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