カリスマ性のある人は、人を惹きつける魅力を持っており、各分野で活躍しています。

そんなカリスマ性のある人に憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、カリスマ性について詳しく解説します。

「自分はそうなれない……」と思う人もいるかもしれませんが、大丈夫です。身に付ける方法も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

■「カリスマ性がある」とはどういう人?

カリスマ性とは、「人を惹きつける力」のことをいいます。

カリスマ性のある人は、その場にいるだけで存在感があり、その人らしい魅力が溢れています。

私が今まで出会ったカリスマ性のある人たちは、男女共に、自分のやりたいことが明確で、時代の流れを読む力や自己プロデュース力に長けていました。会社経営者やアーティストなど、それぞれの分野で才能を発揮して活躍している人が多い印象です。

大きな夢や志を持ち、「俺に付いてこい!」と周りを鼓舞してリーダーシップを発揮するタイプの人もいれば、憎めないユニークなキャラクターと厳しくも愛のある温かな性格で、周囲を巻き込む力のある人もいました。

また、話術はそれほどではなくとも、黙々と自分の世界を追求し、華のある独特な世界観を作り上げて周りを魅了している人もいました。

こういった人たちを見ると、カリスマ性とは先天的なもので、自分はそうなれないと残念に思う方もいるかもしれません。確かに、スポーツや芸術などの分野では才能を持って生まれた人もいます。

ですが、実は一般的にカリスマと呼ばれる人たちの多くは、後天的な努力によってその魅力を身に付けてきています。

つまりカリスマ性とは、ちょっとした心掛け次第で身に付けていくことができるのです。

■「カリスマ性がある人」に共通する特徴

まずは「カリスマ性がある人」にはどういう特徴があるのか、確認していきましょう。

◇(1)目立ちたがり屋

カリスマ性がある人は、基本的に目立ちたがり屋です。

注目してもらえるとやる気になって力が発揮できるタイプなので、どんどん前に出て行こうとします。

その分、人から評価される機会も増えますが、あまり細かいことは気にとめないので、恐れることなくどんどん経験を積み重ねていけるのです。

◇(2)自分にうそをつかない

カリスマ性がある人は、自分に素直です。

好きなものや嫌いなものがはっきりしており、自分がやりたいことや進みたい道も把握しています。

そのため、周りに流されて八方美人になったり、自分を偽ったりすることはなく、いつも自然体でいることを大切にしています。

◇(3)人望がある

カリスマ性がある人は、他人を受け入れる器が大きく、思いやりを持っているので、自然と周りの人が「○○さんのために動きたい」と思うようになります。

また、人を信頼して任せることができるので、周りを巻き込んで大きな物事を実現していけるのです。

◇(4)キャラクターが分かりやすい

分かりやすさは、人を惹きつける大きな要因の1つです。

カリスマ性がある人は自己プロデュース力に長けており、「○○さんと言えば△△な人」のようなイメージをつくるのが上手です。

万人受けする人というよりも、どちらかといえば個性的なキャラクターをしている人の方が多いかもしれません。

◇(5)人の気持ちをつかむのが上手

カリスマ性がある人は、人の心をつかむ力に優れています。

何をしたら相手が安心するのか、また、何をしたら喜ぶのかを経験から学んでいるので、絶妙なタイミングで声掛けをしたり、プレゼントをしたりして相手を喜ばせます。

また、社会的な地位が上がったとしても、そうした心遣いは続ける傾向にあるので、余計に周りの心に響くのです。

◇(6)言動に一貫性がある

仕事においてもプライベートにおいても、日頃話している内容と実際の行動に一貫性があります。

自己がしっかりと確立されているため、他人の意見にふらふら振り回されることはありません。言葉と行動が一致していることで、周りからは信頼されやすくなります。

◇(7)努力家

カリスマ性がある人は基本的に努力家です。

専門分野を極めている人もいますし、幅広く精通している人もいますが、社会的地位が上がったとしても学び続けることを怠りません。

目標を立てて達成していくことが好きで、とことん努力します。もし思うようにいかなかったとしても、へこたれることなく、うまくいくまでやり続けるような粘り強さも持っています。

◇(8)自信があり堂々としている

自信があるといっても、最初からそうだったわけではなく、経験や実績を積み重ねてきたことで自信が付いたという意味です。

カリスマ性がある人は「自信がないなら実績を出せばいいし、努力すればいい」という考え方ができる人が多いです。

そうした考え方で培ってきた自信は、独特の華やかなオーラを醸し出すようになり、堂々とした存在感が出てくるのです。

◇(9)大きな理念を持っている

カリスマ性がある人は、大きな理念を持っています。

それは自分だけの利益になるようなものではなく、社会全体の利益になるような、志の高いビジョンであることが多いです。

そのため、その理念に共感した人たちが周りに集まってきたり、理念を実現するためにカリスマ性のある人を応援したいと思うようになったりするのです。

◇(10)新しい価値を生み出せる

カリスマ性のある人は、行動力があり、思い付いたらすぐに実行します。

既存のものを洗練させていくことはさることながら、創造力が豊かなため、今までにはない新しい価値を生み出していけるタイプが多いです。

「世の中にこういうサービスがあったらいいな」と思い付いたとしたら、誰かがしてくれるのを待つのではなく、「ないものは自分で作ればいい」という発想をします。

カリスマ性を身に付ける方法とは?

では、どうすればカリスマ性を身に付けることができるのでしょうか?

ここでは、その方法を紹介します。

◇(1)「見られる」感覚に慣れる

カリスマ性がある人に、恥ずかしがり屋はあまりいません。

人前に出て「見られる」ことで、気持ちがシャキッとして魅力が解放されていくことも多いものです。

思い切っておしゃれをして外に出たり、何かを発表する場では率先して手を挙げたりするなどして、「見られる」機会をたくさん持ちましょう。

◇(2)相手に興味を持ち質問をする

自分の存在感を印象付けるために、相手に興味を持ってよく質問することもおすすめです。

本当にカリスマ性がある人というのは、周りを良い気分にさせるスキルがあります。自分を良く見せることだけがカリスマ性ではないのです。

相手に興味を持った状態で質問をすることで、その相手は「自分に興味を持ってくれている」と感じてうれしくなり、あなたと話していると気分が良くなります。

その積み重ねが、周囲に「この人は自分のことを気に掛けてくれる」という印象を与え、カリスマ性にとって重要な「存在感」を得ていくことができるでしょう。

カリスマ性は努力で身に付けられる

カリスマ性とは生まれ持った才能であり、「自分はそうなれない」と思っていた人もいると思います。

ですが、カリスマ性とは、努力をすることで身に付けられるものなのです。

カリスマ性がある人の多くは努力家です。まず「見られる」感覚に慣れることで、自分の魅力を解放していきましょう。

その際のポイントは、いつもよりちょっぴり恥ずかしい思いをすること。そうすることで照れが減って、堂々とした雰囲気が出てくるようになりますよ。

(高見綾)

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