トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが噂される同クラブとの新契約や、チーム内の雰囲気などについて言及している。17日、イギリスメディア『BBC』が報じた。

 2015年夏にレヴァークーゼンからトッテナムに加入した現在28歳のソン・フンミンの現行契約は2023年6月末までとなっている。加入初年度から公式戦40試合に出場して8得点5アシストを記録すると、2016-2017シーズンからは毎シーズン、プレミアリーグで二桁得点を記録。今季に入ると、ここまで公式戦34試合に出場して17得点12アシストと、好調なシーズンを過ごしている。

 今季ここまで、第24節終了時点で9位と低迷するトッテナムだが、モウリーニョ監督はソン・フンミンを高く評価しているようで、加入以来、チームの攻撃を支える同選手とクラブの間には新契約の話が浮上しているという。しかし、ソン・フンミンは以下のようにコメントしている。

「試合とチームに集中しているし、それが今のところ最も重要なことだ。ここにいることに満足しているし、選手としてもチームとしても頑張っている。新契約の話をするのはちょっと不公平だよ」

 また、チームの雰囲気について聞かれたソン・フンミンは「ドレッシングルームでの僕らの雰囲気は素晴らしかった。明らかに結果次第だ。負ければとても悲しいし、勝てば嬉しい。それは他のみんなと同じだよ。結果が悪かった時にはムードは下がったけど、ドレッシングルームの雰囲気は変わっていないよ。みんなハッピーで、笑っていて、どの試合にも集中している」と語り、問題がないことを強調している。

新契約について言及したソン・フンミン [写真]=Getty Images