2021年冬ドラマの大部分が2月上旬までにスタートしていった。WEBザテレビジョンサイト内では、そんな2月4日から2月10日にかけて、「2021年冬ドラマ、あなたの“推し”を教えてください」をテーマにアンケートを実施。その結果、支持する視聴者の多い“推しドラマ”は、1位が「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」、2位が「でっけぇ風呂場で待ってます」、3位が「レッドアイズ 監視捜査班」という結果に。今回のアンケート開始時には放送中の作品とスタート前の作品が混在しており回答者を困惑させてしまったが、そんな中で4位に2月11日放送開始の「西荻窪 三ツ星洋酒堂」がランクインしていた。
【写真を見る】2月14日にスタートした吉沢亮主演大河ドラマ「青天を衝け」人物相関図
アンケート開始時点で1~3月に放送があることが分かっていた連続ドラマ59作品が対象。「2月以降も見ようと思っている“推しドラマ”」「見ている作品数」「注目している作品、その理由」などの項目を設定して主にTwitterで呼び掛けたところ、合計5,967人が回答してくれた。
アンケート回答者は、10代が約12%、20代が22%、30代が約19%、40代が約22%、50代が約18%、60代が約5%、70代が約1%、その他が約1%。男性が約2%、女性が約94%、“回答しない”が4%。
毎クール何作品くらいドラマを見るかについて、1月と2月のアンケートではその割合の数字は次のように変化。
・ドラマは見ない 4.8%→1.1%
・1~2作品 54.1%→41%
・3~5作品 33.1%→43.4%
・6~9作品 6.4%→10.7%
・10作品以上 1.6%→3.8%
「見ない」「1~2作品のみ」の回答割合が減少し、3作品以上見ている割合が増加した。各ドラマがスタートした後で、盛り上がりをチェックし後から話題作を追いかけた視聴者が増えていたようだ。
■“推しドラマ”第1位に輝いたのは「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」
「あなたが2月以降も見ようと思っている“推しドラマ”を教えてください」という項目では、複数選択可とし、15,335件の回答数が集まった。上位3位の顔ぶれは1月とは変わらないものの、その順位と“支持率”は変動。
最も見ていると回答した人が多い、つまり“推しドラマ”第1位は上白石萌音主演のラブコメドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(毎週火曜夜10:00、TBS系)で、35.1%の回答者が支持。第1回アンケートでは第2位の28.5%、回答人数の実数としても644人増加しており、2位とはかなり差をつけての1位となった。
2月23日(火)に第7話が放送される「オー!マイ・ボス!―」。奈未(上白石萌音)の家族が上京してきた。その夜、潤之介(玉森裕太)が奈未の家を訪れるが、理緒(倉科カナ)との関係を怪しむ奈未は、潤之介に厳しい態度を取ってしまう。一方、真未(宮崎美子)らは、女性と一緒にマンションから出てきた健也(犬飼貴丈)と出くわす。そのことを聞いた奈未は、ある誤解をする。
視聴者からは、
『胸キュンだけじゃなく少しお笑いが入っているのも良い』
『圧倒的なキュンキュンストーリーと美しい演出の妙』
『毎回ラストの演出が素敵です。美しいです』
『ドラマというより、映画のワンシーンのよう』
『萌音ちゃん、菜々緒さん、玉森くん、バランス良く安心して見られる』
など、キャスト・演出ともに高評価の意見が集まった。
■“推しドラマ”2位は「でっけぇ風呂場で待ってます」
“推しドラマ”第2位となったのは「でっけぇ風呂場で待ってます」(毎週月曜深夜0:59、日本テレビ)で、25.4%の回答者が支持。第1回アンケートでは第3位の27.4%で、割合としては下がったが、支持数としては121ほど増加していた。
2月22日(月)深夜に第4話が放送される「でっけぇ風呂場で待ってます」。「鵬の湯」に外国人留学生のマニー(鈴木もぐら)がやって来る。マニーに甘過ぎる松見(北山宏光)らに対し、梅ヶ丘(佐藤勝利)が不満を募らせていると、梅ヶ丘が大切にしていたこまがなくなる事件が発生。マニーを疑う中、すしを届けにきた配達員(水川かたまり)の一言をきっかけに、衝撃の事実が判明する。
視聴者からは、
『素直に笑えて、見るだけで楽しくてスッキリ』
『間合いを楽しむシットコムってこんなに面白いのか』
『ドラマなのに舞台のようなコントのような感じ』
『銭湯を舞台としていて新しく面白い』
『面白い脚本×ジャニーズアイドルに間違いない!』
と、設定や脚本への絶賛の声が多数見られた。
■第3位は「レッドアイズ 監視捜査班」
“推しドラマ”第3位は「レッドアイズ 監視捜査班」(毎週土曜夜10:00、日本テレビ系)で、20.8%の回答者が支持。第1回アンケートでは第1位の28.7%だった。
2月20日(土)に第5話が放送される「レッドアイズ―」。伏見(亀梨和也)ははるか(高橋ひかる)から蠣崎(忍成修吾)の背後に黒幕がいることを聞かされ、「警察内部に犯人に情報を流している人間がいる」という仮説を立てる。そんな中、管内で2件の爆発事件が発生。被害者が共に刑事だったことから、山崎(木村祐一)は警察に恨みを持っている人物の犯行だと推理する。
視聴者からは、
『話の流れにスピード感があり、あっという間の1時間』
『婚約者を殺した犯人が誰なのか今後の展開が楽しみ』
『亀梨くんの目のお芝居が最高!』
など、主演と作品そのものを楽しむ声が上がった。
■“推しドラマ”4位「西荻窪 三ツ星洋酒堂」が急上昇
今回のアンケート開始時には放送中の作品とスタート前の作品が混在しており回答者を困惑させてしまったが、そんな中で、第4位に2月11日スタートの「西荻窪 三ツ星洋酒堂」(毎週木曜深夜0:59ほか、MBSほか)が急上昇しランクイン。
前クールの「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称“チェリまほ”、テレビ東京)でも注目された町田啓太さんの初主演作ということで、楽しみにしているファンが多くいたのだろう。
回答者からは、
『町田啓太さん激推しで雨宮に対するキャラ解釈が最高』
『お酒、缶詰め料理というテーマにひかれて』
『原作漫画も温かい物語で癒やされたい…』
など早くも熱いファンがついていた。
■計59作品のアンケート集計結果はこちら!
※作品名の横の数字は回答者割合(%)
便宜上、1位~10位まで順位を表記して紹介したが、各作品への声などを参考に、見たい作品を探してみては?
【第1位から第10位まで】
第1位:「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」35.1 (前回2位)
第2位:「でっけぇ風呂場で待ってます」25.4 (前回3位)
第3位:「レッドアイズ 監視捜査班」20.8 (前回1位)
第4位:「西荻窪 三ツ星洋酒堂」18.0 (-)
第5位:「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」13.8 (前回8位)
第6位:「天国と地獄 ~サイコな2人~」 13.2 (前回11位)
第7位:「大河ドラマ『青天を衝け』」10.5 (前回6位)
第8位:「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」10.4 (前回9位)
第9位:「監察医 朝顔 第2シリーズ」10.0 (前回5位)
第9位:「俺の家の話」10.0 (前回10位)
【第11位以降もチェック!】
「知ってるワイフ」8.3
「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」7.3
「世にも奇妙な君物語」7.2
「にじいろカルテ」5.7
「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」4.9
「連続テレビ小説『おちょやん』」4.7
「夢中さ、きみに。」4.4
「大河ドラマ『麒麟がくる』」3.8
「その女、ジルバ」3.4
「おじさまと猫」3
「ここは今から倫理です。」2.9
「相棒season19」2.9
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」2.4
「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」2.3
「君と世界が終わる日に」2.2
「直ちゃんは小学三年生」1.9
「遺留捜査 第6シリーズ」1.9
「文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~」1.8
「24 JAPAN」1.8
「ゲキカラドウ」1.3
「3Bの恋人」1.3
「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」1.2
「六畳間のピアノマン」1.2
「神様のカルテ」1.2
「青きヴァンパイアの悩み」1.2
「FAKE MOTION-たったひとつの願い-」1
「ドリームチーム」0.6
「ミヤコが京都にやって来た!」0.6
「やっぱりおしい刑事」0.6
「ホリミヤ」0.5
「ヒミツのアイちゃん」0.5
「30禁 それは30歳未満お断りの恋。」0.5
「テレビ演劇 サクセス荘3」0.4
「東京怪奇酒」0.4
「夫のちんぽが入らない」0.4
「FUN!FUN!FANTASTICS」0.4
「名作照明ドラマ「ハルカの光」」0.3
「トッカイ ~不良債権特別回収部~」0.3
「京阪沿線物語~古民家民泊きずな屋へようこそ~」0.3
「シンデレラはオンライン中!」0.2
「だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ」0.2
「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」0.2
「マイルノビッチ」0.2
「あなた犯人じゃありません」0.1
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