菅野美穂が主演するドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)。碧(菅野)と娘・空(浜辺美波)の親子関係に重大な疑惑が持ち上がった第6話(2月17日放送)では、空の友人・入野光(岡田健史)が見せたけなげなふるまいに注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)

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■「何があっても、俺がいること忘れんな」

“ウチカレ”こと「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」は、脚本家・北川悦吏子によるエキサイティング・ラブストーリー。恋愛小説家で天然キャラの母・碧と、しっかり者で“陰キャ”なオタク娘・空のトモダチ母娘が“恋”に奮闘する姿をコミカルに描く。

空はAB型で、碧はO型。そのことに何の疑念も持たずに成長した空だったが、第6話でついに、「O型からAB型は生まれない」ということに気付いてしまった。混乱した空は、自分の血液型が本当にAB型なのかを確かめるため病院へ向かった。

そんな空を心配し、そばに寄り添ったのが、大学の同級生・光だった。

母親と信じて疑わなかった碧は、もしかしたら自分と血のつながりのない人間かもしれない。そうショックを受ける空に、光は「俺だったらまず、礼を言うね。他人なのにここまで育ててくれた。水無瀬碧は、水無瀬空をすっげぇ愛してる。俺にはそう見える」と力強く語りかけた。

そして、「いいか、俺がいる。大丈夫だ。一人じゃない。俺がいる。ここにいる。絶対いる。何があっても、俺がいること忘れんな」と全力で空を受け止め、優しく抱きしめた。

岡田健史、恋する男子を好演!

おだやでは、俊一郎(中村雅俊)にこっそり「好きで好きで、へへっ。好きなんだけど…1ミリももらしてないんス、気持ち。閉じ込めてんス。へへへ」と打ち明けていた光。

演じる岡田も、「光は(空を)好きというよりも、なんとかコイツを落ち着かせたいという気持ちだと思いますし、光の中で好きという気持ちは無意識だと思います」と語っている(「日テレドラマ公式 YouTube チャンネル」で公開されている沢村一樹×岡田健史スペシャル対談より)。

だが、ハタから見ればその気持ちがダダもれなのが、光の可愛いところ。空から着信があれば入浴中でも浴室から飛び出してくるし(そして見事な肉体美を披露!)、空が「一人でいたくなかった」と急に弱さを見せてくれば「いきなり気許し過ぎじゃない?」とドキドキ…。

“漫画を共同制作しているから、心が通じ合ったも同じ”、という空の言い分を聞き「やめて!そういうのやめて!俺の心もてあそばないでよ」と冗談めかして悶える姿も、どう見ても恋する男子のそれなのだ。

無自覚のまま空に恋い焦がれていく…そんな心情を自然に演じる岡田に、視聴者からも「きゅんきゅんした!」「光くん最高!あんないい子どこにいるの?」「ウチカレの光くん理想の男子すぎてつらい!!」「光くんがイケメンすぎて惚れそう」と絶賛の声が続出。ドラマ自体も、先週に続いて「#ウチカレ」がTwitterのトレンド上位に浮上する反響を呼んだ。

「そういえば母ちゃん言ってたね、“光”と“空”なんて素敵な名前なのに、なんで名前で呼び合わないの?って」。そう話しかけた空に、「俺は水無瀬って呼ぶたびに、その先に空が…青い空が広がっていくような、そんな気がしたけどね」と答えた光。

あくまで名字呼びにこだわりを見せていたはずなのに、ラストのガチャガチャでのシーンではさりげなく“空”呼び。思わず応援したくなってしまう光のピュアな恋心が印象的な回となった。

第7話は2月24日(水)に放送される。

親子の血の繋がりがないことを空に問い詰められた碧は、それまで隠していた“真実”を語り始める。碧の話を聞き、今まで以上に母娘の特別な“絆”を感じる空。しかし二人の間には、それまでとは違うぎこちない空気が漂うようになっていた。さらに、新作小説に取りかかっていた碧は再びスランプに悩まされる。そんな中、碧の小説『アンビリカルコード』を読んだ光は、あることに気づく。

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」第6話より/(C)NTV