藤原竜也主演の連続ドラマ「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)。2月16日放送の第6話で、藤原とその恋人役を演じる明日海りおの仲睦まじいシーンに反響が集まった。さらに、明日海が撮影を振り返りコメントを寄せた。

【写真を見る】隆平(藤原竜也)にもたれ掛かって眠る香里(明日海りお)

本作は、学校内警察(スクールポリス)が試験的に導入されたという設定の下、公立赤嶺中学校にスクールポリスとして配属された嶋田隆平(藤原)が、校内外で起こるさまざまな問題に立ち向かう学園エンターテインメント。

明日海が演じるのは、赤嶺中学の元音楽教師・小川香里。当初、素性が隠されていたが、放送が進んでいくと既に亡くなっていたことが明らかに。さらに、亡くなった日、香里の自転車ブレーキワイヤーが故意に切断され、誰かが香里を死に至らしめた可能性が浮上した。そして、隆平がスクールポリスに自ら志願してきた理由が、恋人である香里が亡くなった真相を調べるためだったことも明かされた。

第6話で、隆平と香里が仲むつまじくお好み焼きを食べるシーンが放送されると、SNSでは「理想の2人!」「2人とも、めちゃめちゃ幸せな顔してる」など、隆平と香里のカップルに対する好意的なコメントが多く投稿された。さらに第6話のラスト、意識をなくした香里を抱きかかえ、隆平が号泣するシーンが流れると「最後のシーンで一気に気持ちが持っていかれた」「悲しいはずなのに美しい」などの感想が投稿され、視聴者の心に残るシーンとなったようだ。

■「“宝塚の男役が一番女性に優しい”と思っていた」

宝塚歌劇団では、男役だった明日海。藤原の恋人役を演じてみて「本物の男性って優しいんだなって思いました。宝塚歌劇団で男性を演じていたので、勝手に“宝塚の男役が一番女性に優しい”みたいな思いを持っていたのですが、それってとてもエゴだったんです」と話す。続けて「実際に男性は、女性に対してすごく優しくて、一緒にいるだけで醸し出される安心感、包容力を感じました。藤原さんの魅力でもあると思うのですが、その優しさを感じることができて、とても新鮮でした」と、藤原との共演を受け、男性に対するイメージが変わったようだ。

お好み焼き店での隆平との仲睦まじいシーンについては「恋人同士で仕事終わりに会う、というシーンだったので、リラックスしている感じが伝わればいいな、と思いながら演じました。隆平の普段とは違う一面、素顔を皆さんにお届けできていればうれしいです」と話した。

最後に、2月23日(火)放送の第7話について「視聴者の皆さんは、隆平と浅村先生(真木よう子)の関係が今後どうなっていくんだろうって、見守っている方も多いと思うんです。これまで隠してきた浅村先生の過去が、今後明らかになっていきます。私演じる香里と浅村先生の間に何があったのか…その辺にも注目してみていただきたいです」と、見どころを語った。

■第7話あらすじ

何者かの告発により、香里(明日海りお)と涼子(真木よう子)が美月(米倉れいあ)の暴行事件を巡って口論していた事実をつかんだ隆平(藤原竜也)。当時、臨時教員だった涼子が香里の死と同時に本採用になったことや、以前に勤めていた学校での不可解な行動が気になる隆平は、自ら調査に乗り出す。一方、三枝(山田裕貴)はそんな隆平をサポートするために、スクールポリスに就任する。

そんな中、涼子は、近頃欠席や遅刻が増え、体が痩せてきた深山敏春(田中奏生)のことが気になっていた。ネグレクトを疑う涼子に対し、深山は笑って言葉を濁すが、クラブで働く母親と祖母と3人で暮らす生活状況は、思った以上に深刻だった。とある事情で深山の過去を知る三枝もまた、涼子と同じく深山を気に掛けていたことから、2人は何とか深山を助けようと立ち上がるが、その矢先、金に困った深山が思わぬ行動に出る。

「青のSP(スクールポリス)」に出演中の明日海りお/(C)カンテレ