トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督(58)の後任としてRBライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督(33)をリストアップしているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じている。

2019年11月からトッテナムの指揮を執り、今季で2年目のモウリーニョ監督。チームは今季のプレミアリーグにおいて、昨年11月中旬から12月中旬にかけて首位を走る時期もあったが、いまやチャンピンズリーグ(CL)出場圏内の4位ウェストハムとも9ポイント(1試合未消化)の差が生まれ、10勝6分け8敗の暫定9位に沈む。とりわけ、直近のリーグ戦6試合で1勝5敗と深刻な低迷に陥っている。

EFLカップで決勝進出、ヨーロッパリーグ(EL)でもベスト16進出をほぼ決定しており、まだまだ挽回のチャンスは十分にあるが、今後のヴォルフスベルガー、バーンリー、クリスタル・パレス、フルアムと格下相手の4連戦がひとまずポルトガル指揮官の今後の去就を見定める判断材料となるようだ。

そして、ダニエル・レヴィ会長はモウリーニョ監督の解任に動く場合、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の解任後にも後任候補に挙がっていたナーゲルスマン監督の招へいを目指すようだ。

ホッフェンハイム、ライプツィヒで確かな手腕を発揮する青年監督は、国内外のビッグクラブ行きも噂される卓越した戦術家であり、先日にはプレミアリーグ行きにも関心を示していた。

ただ、2023年まで契約を残すモウリーニョ監督を解任する場合、巨額な違約金が必要なこと。同じくライプツィヒと2023年まで契約を残すナーゲルスマン監督には契約解除条項がなく、引き抜きには同じく巨額の違約金が必要なことから、監督交代を実現させるためには非常に大きなハードルがある。

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