チェルシーフランス代表FWオリヴィエ・ジルーアトレティコ・マドリー戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

チェルシーは23日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでアトレティコと対戦。試合はこう着状態のまま進んだ中、68分にジルーがバイシクルシュートを叩き込みチェルシーが先制。そのまま逃げ切り、アウェイゲームを0-1と勝利した。

中立地での開催となった一戦で難しい側面もあった中、無失点、さらにアウェイゴールを奪っての先勝となったチェルシー。ジルーはチームの勝利を喜んだ。

「僕たちは試合に勝つという強い意志を持ってここにきた。試合をプレーして、僕たちは彼らに攻撃面での問題を与えられるかを理解していた」

「守備では後ろに強く、勝利にとても満足している。今日はそれに値する勝利だった」

ゴールシーンは、左サイドからのマルコス・アロンソのグラウンダーのクロスをジルーがボックス際でトラップ。これが浮き球になると、DFエルモソが触れて浮き球となり、バイシクルシュートをダイレクトで叩き込んだ。

そのシーンについては「ゴールについては何を考えていたか分からないよ。オーバーヘッドキックを打つことに集中し、ネットを揺らすのを見たときは嬉しかった」とコメント。フィーリングで放った豪快シュートだったと明かした。

しかし、このシーンではメイソン・マウントが触れたともみなされ、一度はオフサイドでゴールが取り消しに。VARによるレビューの結果、ゴールが認められていた。ジルーはそのことにも触れ、「オフサイドになったことについては、メイソン・マウントはボールに触れていないと言っていた。チームのためにも、自分のためにも良かった」とコメント。ゴールが認められたことを喜んだ。

自身のゴールによりアウェイゴールを奪って先勝したチェルシー。ジルーは「僕たちはヨーロッパの大会でのアウェイゴールの重要性を理解している。だから、チームが試合で勝つことを助けられて嬉しく思う」とコメントした。

一方で「上手くコントロールして、自信を持っていたけど、素晴らしいチームに直面した。僕たちはとても献身的だったし、彼らの強みを理解していた。それに対処したけど、集中して仕事を終えなければいけないね」と語り、2ndレグでしっかりと勝ち上がりを決めたいと気を引き締めた。

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