ナチュラルで清潔感のある見た目に引かれて無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックスを購入した、という日刊住まいライター。
「布製」であることで、子どもでも安全に使うことができ、床や棚が傷付きにくいところがとても気に入っていると言います。また、大地震のときにケガをせずに済んだ、という思いがけないメリットもあったそうです。詳しく語ってもらいました。
子どもの衣類の収納に最適。一人でも安心して着替えさせられる
今からちょうど5年前、筆者は初めての出産を控えて育児用品を揃えていました。子ども部屋にクロゼットはありますが、収納用品は何もなかったので無印良品のパイン材ユニットシェルフを購入。
そのシェルフと組み合わせられる収納用品の中に、無印のポリエステル綿麻混・ソフトボックスがありました。
ポリエステル綿麻混のやさしい色合いでありながら、触ると枠組みは頑丈。オフホワイトのやわらかな色味で見た目はソフトな印象ですが、生地の内側はコーティングされているので、とてもしっかりとしています。
「これなら長く使えそう」と感じ、シェルフと組み合わせて買うことに。シェルフを組み立ててソフトボックスを設置すると、子ども部屋のクロゼットの中にあっという間に収納棚が完成しました。
子どもが一人で着替られるようになってとくに感じるのはその安全性。引き出しで指を挟んだり、落としたりする心配がないので安心です。着替えの練習もさせやすく、育児という観点からも助かっています。
直置きしても床やが傷付きにくい。万が一落ちてきてもケガしにくい
リビングの収納棚でも、このソフトボックスを床に直置きして使っています。直置きができるのも布製だからこそ。引きずって取り出しても床が傷つく心配がありません。
ここにはソフトボックスのLサイズを並べて、子どもの折り紙や作品、エコバッグなど細々としたものを収納しています。
洗面所ではタオル収納として使っているのですが、そのおかげで思いがけず助かったことがあります。
5年前の熊本地震のとき、ちょうど浴室にいて、洗面所に出た瞬間にソフトボックスが頭上から崩れるように落ちてきたのです。
棚などが壊れるくらいの揺れだったので、もちろん棚の上のものはすべて落ちてきました。でも、ソフトボックスの中がタオルだったこともあり、ケガをせずに済みました。
これがもっと固い素材の収納ボックスだったら、ケガをしていたかもしれません。防災も兼ねて、今でも中には柔らかいものだけを収納しています。
サイズも形も場所に合わせて選べる
無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックスはサイズやデザインのバリエーションが豊富なのも魅力。フタ式のものや衣装ケースなど、いろいろなタイプのものがあります。
写真はモノの出し入れがしにくい本棚の最上段。フタ式のソフトボックスにシーツやベッドカバーを入れて収納しています。取っ手がついているので取り出しやすく、タテに並べることでスペースを有効活用できます。タグをつくって結んでおけば何が入っているのかも一目瞭然です。
中に入れるモノに合わせてサイズやフタの有無を選べるのは嬉しいポイント。取手も握りやすく、使い勝手が良いです。また、使い始めて5年ほどたちますが、へたったり破れたりすることがなく、本当に丈夫にできているなと感じます。
モジュールが統一されているので、無印良品の他のシェルフと組み合わせて使うこともできます。また、使わないときには折りたためるので、置き場所にも困らないのも助かります。
ポリエステル綿麻混・ソフトボックスは、収納場所が少ない筆者宅の救世主ともいえるアイテムでした。同じような悩みをお持ちの方は、検討してみてはいかがでしょうか。
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