TELASAオリジナルドラマ「主夫メゾン」に出演する俳優の結木滉星さん。同作は、新婚夫婦の神谷リク(結木さん)と一果(矢作穂香さん)は都内一等地におしゃれなマンションを見つけます。家賃は2LDKで月5万円、ただし、居住条件は「主夫家庭」であること。リクは主夫になることを決めますが…「主夫」にスポットを当てたラブコメディーです。

 オトナンサー編集部では、結木さんに単独インタビューを実施。台本の感想や役作り、理想の家庭などについて聞きました。

リクと一緒に成長できれば…

Q.台本を読まれていかがでしたか。

結木さん(以下敬称略)「初めての既婚者役で、僕は家事や料理はそれほど得意なわけではないので大丈夫かなと思いました。台本を読むと、ノリと勢いで始めた新人主夫だったので不安はなくなり、リクと一緒に成長できればいいなと思いました」

Q.普段、自炊はされますか。

結木「この役がきっかけで再開しました。パスタは作れます。最近はハンバーグやオムライスを作るようになりました。ハンバーグは手順が面倒くさいです。でも、自分で作るとおいしいです」

Q.役作りにしたことを教えてください。

結木「普通の人の役なので作り込まず、現場で雰囲気やセットを見て、矢作さんの芝居を受けて、きちんと返せたらいいかなと思いました」

Q.矢作さんと夫婦の雰囲気づくりのために話し合いはされましたか。

結木「話し合いはしていませんが、空き時間に積極的に話していました。コミュニケーションは取れていたので、無言になることがあっても嫌な無言ではありませんでした。僕が朝早い撮影のとき、朝食を買わずに現場に入ったことを知って、奥さんみたいに、栄養ドリンクとおにぎりを買ってきてくれたこともありました」

Q.リクと似ているところはありましたか。

結木「感覚派というか、後先考えずに行動してしまうところが似ています。それで失敗するところも似ています(笑)」

Q.失敗談を教えてください。

結木「かっこいい派手めな小物などを衝動で買った後、よくよく考えると合わせにくいもので、何と合わせればいいのかよく悩みます(笑)」

Q.「主夫」にはどんなイメージをお持ちですか。

結木「最近は一緒に家事をする家庭があったり、男の人が主夫になったりして、変わってきたなとこの役を通して思いました。家事は何よりも大変な仕事と分かっていたのですが、実際に撮影で実感できました。将来そういう立場になって、奥さんと子どもができたら、支え合っていくことが大事なんだと思いました」

Q.結婚して「専業主夫になって」と言われたら。

結木「無理です(笑)専業主夫にはなれないです。外で仕事をして、できることを分担してやっていきたいと思います」

Q.理想の家庭像はありますか。

結木「何も気を使わなくて、自分の世界を変えられずにいられる人が理想です」

Q.今作での挑戦を教えてください。

結木「この作品が今までで一番素の自分に近く、自然体でナチュラルに演じられました。それが新しいと思いました。これまで、戦隊や忍者など普段できない役を演じていましたので(笑)」

Q.キャラクターが強い役と自然体の役、どちらが演じやすいですか。

結木「キャラクターが強い方が作り込めて演じやすいです。自然体な方がこれでいいのか不安になりました」

 ドラマ「主夫メゾン」は2月26日から、動画配信プラットフォームTELASA(テラサ)で配信開始。

オトナンサー編集部

結木滉星さん