菅野美穂が主演するドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)で、福原遥演じる“サリー”こと沙織のふんわり優しいキャラクターが注目を集めている。2月24日放送の第7話では、母と血がつながっていないことを知りショックの空(浜辺美波)を優しく包み込んだ。(以下、ネタバレがあります)

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■「空から降りてきた天使だよ」

“ウチカレ”こと「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」は、脚本家・北川悦吏子によるエキサイティング・ラブストーリー。恋愛小説家で天然キャラの母・碧と、しっかり者で“陰キャ”なオタク娘・空のトモダチ母娘が“恋”に奮闘する姿をコミカルに描く。

血液型をきっかけに、母である碧(菅野)と血がつながっていないことに気付いてしまった空。第7話では、碧を直接問い詰め、“本当のこと”を聞き出そうとした。

だが、はじめ碧が語ってきかせた「樹海で拾った」エピソードは実はウソ。真実は、碧が好きになった男性・一ノ瀬(豊川悦司)の元恋人・鈴(矢田亜希子)が遺した空を引き取って育てたのだという。空のためを思って碧がついたウソのせいで、空はかえって傷ついてしまった。

大好きな碧が本当の母ではなかったショックと、出生についての碧のウソに振り回された悲しみとで混乱する空。そんな彼女をなぐさめたのが、サリーだった。

空が「自分は樹海に捨てられていた」と傷つけば「捨てられたんじゃないよ。空から降りてきた天使だよ」とニコニコ笑顔で語りかけ、空が「その話はウソだった」と落ち込めば、自分自身のつらい過去も打ち明けて「空ちゃんを生んだ鈴さん、わたしすごいと思う。勇気がある。愛がある。そんなに愛されて産んでもらって、こんな愛されて育ててもらって、何がご不満ですか?」と温かい言葉で包み込んだ。

浜辺美波福原遥に「会う度に元気を貰えます」

サリーのふんわりと優しい雰囲気とキュートな笑顔は空を励まし、視聴者を魅了した。

サリーが空の心を癒した第7話に、視聴者からも「サリーちゃんに泣かされた…!」「サリーちゃん、やっぱ良いこと言う!」「サリーちゃんいい子…かぐや姫に例えたメッセージにも感動したし、中絶したってエピソードで泣いた」とサリーを絶賛する声が続出した。

このほか、碧と空の母娘愛、光(岡田健史)から空への献身と見どころ豊富だった第7話放送後、Twitterでは今週も「#ウチカレ」がトレンドトップ5圏内をにぎわせた。

さらに、サリーが空を“かぐや姫”にたとえて励ました第7話中盤のカフェでのシーンから、浜辺&福原のキュートなオフショットが「ウチカレ」公式、浜辺、福原それぞれのInstagramで公開された。3つのアカウントで公開されたこのオフショットも、合計40万近い「いいね」を獲得するなど、本編同様大きな反響を呼んでいる。

サリーのふんわり包み込むような優しい雰囲気は、福原自身のキャラクターによるもののよう。浜辺はInstagramの投稿で「サリー遥ちゃんはいつにも増して可愛くて可愛いです 楽屋のドアに入浴剤掛けてくれたりバレンタインにお菓子くれます 入浴剤にはメッセージがついています」と、福原の優しさを物語る楽屋エピソードも披露した。

一方、福原もInstagramで浜辺に「現場で会うたびに毎回癒されて、休憩中も一緒の時間が楽しいのぉ」と愛のメッセージを投稿。役柄を超えた2人の友情にファンからも「癒される~」「2人とも可愛すぎ!」の声が上がっている。

次回は3月3日(水)に第8話を放送する。

生みの母と育ての母、二人の母を捨てた実の父・一ノ瀬風雅(豊川悦司)の存在を知った空は、まだ見ぬ父に鉄拳を食らわせたいという気持ちを抱く。風雅の居所を知った碧は早速、空と共に風雅の暮らす島へと向かう。長い時を経て、運命的な恋をした風雅との再会を果たす碧だが、風雅はなんと碧のことを覚えていなかった。

一方、空の人生の一大事に自分だけが蚊帳の外だったことを知った渉(東啓介)は、空が光(岡田健史)には悩み相談をしていたと知りショックを受ける。光をライバル視する渉は、おだやに光を連れ出し、空を諦めない、と宣戦布告する。

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」第7話より/(C)NTV