消火活動(写真提供:足利市)

栃木県足利市の山火事は25日で発生から4日がたったが、延焼が続いている。空気が乾燥している影響から消火活動は難航し、鎮火の見通しは立っていない。そんな中、他県ナンバーの野次馬が現地に出没し、消火活動の妨げになっている。


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■消防出動人数のべ400人

足利市危機管理課によると、西宮町で21日に発生した山火事は延焼面積が広がっており、24日午前8時現在76.5ヘクタールが燃えた。また、御岳(みたけ)神社は全焼してしまったという。

消火活動(写真提供:足利市)

25日も自衛隊が上空から消火活動を続け、地上からは消防が放水を行っている。25日までの消防出動人数はのべ約400人で、自衛隊は毎日50人から100人が応援に入っている。

市は住宅地への延焼のおそれがあるとして、これまでにあわせて207世帯に避難勧告を出し、午前8時の時点で9世帯15人が避難所に身を寄せている。


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■野次馬が多く来ている

SNS上には、市民が「普段見ない埼玉やつくばナンバーの車がいっぱい野次馬に来てて、消防車が足止めをくらっている」や「野次馬に来ることはやめてください。遊びじゃないんです」と非難の声をあげている。

足利市役所には、実際に多くのクレームが寄せられており、現地では消防が「どいてください」との呼びかけを行っているという。

■しばらく通行止め

ネクスコ東日本関東支社によると、山火事による視界不良により24日午後10時20分から北関東自動車道・太田桐生ICから足利IC間を通行止めにしている。安全が確認された後に通行止めを解除予定。

しらべぇ編集部の取材に対して、担当者は「通行止め解除までには長時間を要する」と述べた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

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