海外パブリッシャー(販売元)のActivisionは、2月26日(金)に配信されたPlayStationの公式番組「State of Play」にて、3月12日(金)発売のPlayStation 5(以下、PS5)版クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』に関する情報を発表した。

 また、PlayStationの公式ブログでは、ActivisionのライターであるDaniel Noel氏がPlayStation 5版ならではの進化を遂げた機能」を解説している。

(画像はCrash Bandicoot™ 4: It’s About Time | Homeより)

 『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』は、1998年発売のPlayStation用ソフトクラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周』につづくストーリーが展開されるアクションゲームシリーズの最新作である。本作はアメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くToys for Bobが開発を担当。懐かしのゲームシステムと世界設定はそのままに、現世代機をベースにしたボスやグラフィック、新たなゲームモードが収録されている。

 今回発表されたPS5版では毎秒60フレーム(60fps)の描画によるネイティブ4K対応をはじめ、拡張された3Dオーディオや専用コントローラー「DualSense」のアダプティトリガーで伝わる手応えなど、没入感を与えるためのさまざまな新技術に対応している。なお、ネイティブ4K対応と3Dオーディオについては対応機器が必要だ。

 また、PlayStationの公式ブログによると、PS5「アクティビティーカード」機能でステージクリアまでの所要時間や達成度などを可視化できるため、シリーズ作品でおなじみのコンプリート率「106%」を達成しやすくなっているという。

(画像はCrash Bandicoot™ 4: It’s About Time | Homeより)

 PlayStation 4版をすでに遊んでいるプレイヤーは税込100円でアップグレード可能。セーブデータもそのまま移行できるため、PS5を入手できた人はぜひ、新技術による変化を体感してみてほしい。

ライター/ヨシムネ

PS5版『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』の紹介記事はこちら
ライター
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura