愛媛県西予市愛媛県歴史文化博物館で、特別展「明石寺と四国遍路」が3月14日(日)まで開催中。

【写真】絹本著色熊野曼荼羅図(部分)【愛媛県指定文化財】室町時代(明石寺蔵)

愛媛県歴史文化博物館のほど近くにある四国八十八ヶ所霊場第43番 源光山 円手院 明石寺(めいせきじ)は、観音信仰、弘法大師信仰、熊野信仰、白王信仰、修験道など多様な信仰を背景に古くから多くの人々の崇敬を集めている。

2007年(平成19年)には本堂や大師堂など9件の建造物が国の登録有形文化財に登録され、2019年(令和元年)には「伊予遍路道 明石寺境内と大寶寺道」が国史跡に指定された。九州からの四国遍路の拠点とされる明石寺周辺には、遍路の土産物として作成された江戸時代の四国遍路絵図などが残っている。

特別展「明石寺と四国遍路」では、明石寺蔵の愛媛県指定有形文化財「絹本著色熊野曼荼羅図(けんぽんちゃくしょくくまのまんだらず)」をはじめ、寺外で初公開となる二十八部衆像と風神・雷神像、観音経陰刻のある短刀(藤原国正銘)など、明石寺の文化財を一堂に会して展示。愛媛県教育委員会による明石寺の文化財詳細調査と愛媛県歴史文化博物館の研究成果を通じて、明石寺の歴史と四国遍路について紹介する。

特別展「明石寺と四国遍路」で貴重な展示物と調査研究を通じて名刹の魅力に迫ろう。

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※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

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金剛力士像(阿形・吽形)二十八部衆像 鎌倉時代(明石寺蔵)/写真は主催者提供