3月26日(金)に封切られる映画『騙し絵の牙』から、新たな予告編が公開された。

騙し絵の牙』は、小説家・塩田武士氏が俳優・大泉洋を‟あてがき”した同名小説の映画化作品。塩田氏は、4年間にわたって大泉に関する丁寧な取材と綿密な分析を行い、本人からの細部にわたるアドバイスをもらい、小説を作り上げたとのこと。映画の舞台となるのは、大手出版社・薫風社。創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する中、専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。そんな中、会社のお荷物雑誌『トリニティ』の編集長・速水(大泉洋)は、無理難題を押し付けられ、新人編集者・高野(松岡茉優)とともに陰謀に巻き込まれていく。大泉、佐藤、松岡のほか、宮沢氷魚、池田エライザ中村倫也佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼がキャストに名を連ねており、『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督がメガホンをとっている。 

 


新予告編は、大泉洋演じる「笑顔と牙の男」速水輝ほか、クセの強い登場人物たちそれぞれのキャラクターに焦点を当てたもの。松岡茉優演じる「熱血すぎるルーキー」新人編集者の高野恵、宮沢氷魚演じる「新人カリスマ作家」矢代聖、池田エライザ演じる「闇を持つ人気ファッションモデル」城島咲のほか、トリニティと対立する文芸誌『小説薫』の「冷徹な編集長」江波百合子(木村佳乃)、江波の「忠実な部下」三村洋一(和田聰宏)、「永遠のNo.2」『トリニティ』副編集長・柴崎真二(坪倉由幸)、「怒りの大御所」小説家二階堂大作(國村隼)、「噂好きの評論家」久谷ありさ(小林聡美)、「優しき本屋の主」であり高野恵の父・高野民生(塚本晋也)、「クールな投資家」外資ファンド代表・郡司一(斎藤工)、「謎の男」リリー・フランキー、「創業家Jr.」亡き社長の息子・伊庭惟高(中村倫也)、「皮肉な保守派」薫風社常務・宮藤和生(佐野史郎)、「合理的な権力者」薫風社専務・東松龍司(佐藤浩市)らが勢揃い。そして、高野の「そんなに人をだまして面白いですか?」との問いに、速水が「むちゃくちゃ面白いです」と応じる映像で締めくくられている。