チェルノブイリ原子力発電所事故が発生してから今年でちょうど35年目を迎える。事故現場付近の半径30km圏内の区域はいまだ立入禁止区域となっている。
だがそこは永遠に死の砂漠とはならなかった。自然の回復力は目覚ましく、多種多様な野生生物たちが暮らす生物多様性に富んだ場所となった。
人間が活動していない世界の中で、野生動物たちは弱肉強食の掟に従いながら生きている。このドキュメンタリー映像は、立入禁止区域で暮らす動物たちの日常を追ったものだ。
映像の中には捕食活動も記録されている。
Wildlife Takeover: How Animals Reclaimed Chernobyl | Free Documentary Nature
人間が放棄した家の中で1匹の母猫が子猫を産んだ。
このドキュメンタリー映像は母猫と子猫たちの活動をメインに、チェルノブイリの立入禁止区域の中で様々な動物たちが繁殖し、捕食したりされながら暮らしている様子が鮮明に記録されている。
50分の映像の中には当時のチェルノブイリの人々の様子なども挿入されており、引き込まれるように見ることができる。
母猫が狩ったネズミを食べる子猫
リスは木々になる木の実を食べて暮らしている
たぬき(アライグマ?)
子供をつれたイノシシの集団
馬たちの姿も
猛禽かあさんは子供にヘビを捕ってきて食べさせている
大型哺乳類、クマももちろんいる
オオカミも群れで暮らしている
ミミズクは子猫たちがいる家に入り込んだ
子猫を追いかける熊。この時は逃げることに成功したようだ
鹿の群れ
動物・鳥類の記事をもっと見る
犬の見せたやさしさ。友達のためにドアを開けてあげる犬 - カラパイア
無我夢中の救出劇。凍ったプールに薄着で飛び込み、素手で氷を割りながら愛犬を救い出した女性 - カラパイア
コメント