マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督がヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の抽選結果に言及した。クラブ公式サイトが伝えている。

25日に本拠地で行われたEL決勝トーナメント1回戦2ndレグのレアル・ソシエダ戦をゴールレスドローで終え、4-0の快勝で飾った1stレグでの大量リードをアドバンテージに次のラウンドに進出したユナイテッド。翌26日に行われた抽選の結果、ベスト16での対戦相手は今季のセリエAで優勝争いを演じるミランに決定した。

同日に48歳の誕生日を迎えたスールシャール監督は28日に敵地で予定するプレミアリーグ第26節のチェルシー戦に先駆けた会見で、チャンピオンズリーグ(CL)でも実現してもおかしくないようなミランとの対戦決定に冗談を交えながらコメントした。

「ナイスなバースデーギフトだ。あのドロー結果を見られてね! 我々は抽選に苦しめられてきた伝統がある。CLの舞台で実現し得る抽選結果の1つだよね。楽しみだ」

「我々は試練が必要で、チャレンジを楽しみ、それを受け入れるよ。ミランの伝統と歴史は歓迎する。スタジアムも素晴らしい。我々はそういう部分を楽しみにしている」

そんなミランにはかつてユナイテッドプレーした元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチのほか、昨夏にユナイテッドからレンタル移籍したポルトガル人DFジオゴ・ダロトが所属。ノルウェー指揮官は両選手についても述べている。

「もちろん、ズラタンの印象に残っている。これまでのキャリアに感心してもいると言っておかなければならない。ここにいたときにキャリアを脅かすようなケガをしてしまったが、全快してMLSに行き、ミランに復帰した。彼らを本当に良く引っ張っているよね」

「今季の彼らは調子が良い。彼のみならず、ジオゴにも感銘を受けている。ビッグクラブでの経験を積むべく、ミランに移り、多くのことを学んでいるようだね。今季は多くの試合に出場して、コンディションも整っている。願わくば、そんな彼を苦しめたいね!」

サムネイル画像