日本はロシアとの間に北方領土問題を抱えるが、中国からすると日本がロシアから北方領土を「力で取り戻そうとしない」ことが不思議に思うようだ。中国メディアの快資訊はこのほど、日本がロシアに対して力づくで北方領土を取り戻そうとしない理由について分析する記事を掲載した。

 記事によると、日本の軍事力は核兵器以外の通常兵器ならロシアに勝てるほど強いと多くの中国人が考えているという。しかし記事の中国人筆者は、「ロシアにとって日本は、大国ではあるが強国ではない」と分析。「経済面で日本は大国であり、科学技術と軍事的潜在力は確かに強い」と認めつつも、やはり「強国」とは呼べないとしている。
 
 日本が強国ではない理由について、「日本は資源の多くを輸入に頼っているが、ロシア自給自足できること」を挙げた。また、日本は約38万平方キロの国土に1億人以上が住んでおり、戦略的な空間が小さいことも関係すると分析。一方のロシアは、人口は日本と大差ないが、国土が1700万平方キロと戦略的な空間が非常に大きいからだとしている。

 それで、「日本はロシアに挑戦する能力はある」としつつも、「その挑戦がもたらす結果に耐えられるだけの力がない」と主張。ロシアとの間で衝突となれば、日本経済は大きなダメージを受けるが、豊富な資源を持つロシアは戦争を続ける力が十分にあると論じた。それで記事は、「ロシアは10回の失敗に耐えられるが、日本は1回の失敗にも耐えられない」と主張。「これが強国と大国の差だ」と結んでいる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本がロシアから「力づくで北方領土を取り戻そうとしない」のはなぜか=中国