ダウンタウン松本人志に対し、ネット上で殺害予告を書き込んだ疑いで25歳の男が23日に逮捕された。男はおぎやはぎにも同様の行為を行った疑いがかけられている。

 松本は7日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「同一犯だったら、ガッツリやらないといけない」と毅然とした態度を示していた。

 松本はネットが普及する以前から、一般人からこうした迷惑行為を受けていた。90年代に『週刊朝日』(朝日新聞出版)に連載され、ベストセラーとなったエッセイ『「松本」の「遺書」』(朝日文庫)では、“考えてみると、オレもかなり悪質なイタズラを沢山やられた(もしかしたら芸能界一かもしれない)。特に大阪にいたころがひどかった”と振り返っている。

 その内容は、勝手に救急車消防車を呼ばれる、鍵をかけ忘れると家に入って来てカネやモノを盗まれたり、枕元にプレゼントを置かれるといったものだ。住所も電話番号もバレバレだったのだ。有名人であることを考慮したとしても、かなり理不尽な仕打ちだろう。タクシー運転手を始め、一般人としばしば口論になっている様子も記している。

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 さらに、40度以上の熱を出し寝込んでいたらドアをしつこくノックされ、出ると“一人のばばぁ”がおり、サインを求められたという。テレビを休んでいるのを見て「今日なら家にいる」と踏んで来たというから、かなり悪質だろう。このほか、食事中や新幹線で寝入っている時にサインを求めてくる迷惑行為にも怒っている。

 松本は「反論も悪口も大歓迎する、正々堂々と来てみやがれ」と題されたエッセイでは、“オレは、筋の通った反論、悪口はおおいに歓迎するし、そんなことで怒るほどバカではない”と記し、電話番号も書いて来いと挑発している。これは、当時の松本の強気の発言の一つだが、偽らざる本音でもありそうだ。

記事内の引用について
『「松本」の「遺書」』(朝日文庫)より

松本人志