TOKIO長瀬智也が主演を務め、宮藤官九郎が脚本を手掛けるドラマ『俺の家の話』(TBS系/毎週金曜22時)の第6話が26日に放送され、ゲスト出演者の阿部サダヲが強烈なキャラで大暴れすると、ネット上には「爆笑」「最高」「存在感!」といった反響が巻き起こった。

【写真】「作詞、なかにし先生だから。“礼”じゃなくて“札”ね」のシーン

 阿部は、宮藤が脚本を担当した『池袋ウエストゲートパーク』(2000)に出演し、同作でも主演を務めた長瀬と共演。以降も『タイガー&ドラゴン』(2005)、映画『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005)と顔を合わせてきたが、3人でタッグを組むのは実に16年ぶりとなった。

 本作で阿部が演じたのは、有線大賞新人賞も獲得した「潤 沢」のリーダー・たかっし。潤 沢は、カラオケビデオ出身の俳優で結成された4人組で、スーパー銭湯を巡業するムード歌謡グループだ。

 主人公の寿一(長瀬)をはじめとした観山家の人々が家族旅行で訪れたハワイアンリゾートの舞台で、たかっしは敏いとうとハッピー&ブルーの「星降る街角」をカバーしたソロ曲「星降る街角2021」を披露。赤いセットアップの衣装に赤い蝶ネクタイのたかっしは絶妙な腰使いのダンスと共に、甘い声で歌い上げる。そして「あ〜〜〜の街かどかどかどかど角川春樹っ!♪」とクセの強いライブパフォーマンスで会場を圧倒。

 架空のムード歌謡歌手を嬉々として演じる阿部の怪演に、ネット上には「笑いすぎてお腹痛い。爆笑」「たかっしーの腰の動き最高」「阿部サダヲの存在感!」などの声が相次いだ。

 第6話の後半では、観山家の人々が、会場入りできなかったたかっしー以外のメンバーの代打として潤 沢としてステージに立つことに。楽屋で寿一や寿限無桐谷健太)、踊介(永山絢斗)に新曲「秘すれば花」のパフォーマンスをレクチャーするたかっしは、作詞者のクレジットを指差しながら「作詞、なかにし先生だから。“礼”じゃなくて“札”ね」と自分のペンネームが“なかにし札”であることを告白。バッタもん感あふれるペンネームにネット上には「なかにし札で腹筋壊れた」「なかにし札!ふだって…腹筋崩壊」「笑いすぎてお腹痛い」といったコメントが寄せられ、喝采を集めていた。

阿部サダヲ、ドラマ『俺の家の話』第6話場面写真 (C)TBS