野外での生中継中は、想定外のものがテレビカメラに移り込んでしまうというアクシデントがつきものだ。だがときに、かわいい系の放送事故も発生する。
アメリカ・ニューヨークでお天気を伝えていたところ、テレビクルーに興味を持った散歩中の犬が、どうしても現場から離れたくなかったようで、レポーターのお姉さんを巻き込みながら居座ってしまった。
Dog Crashes The Weather Channel's Live Shot
この日の気温は氷点下2度、お天気レポーターのお姉さんは雪の中、ニューヨーク市のお天気情報を生中継で伝えていた。
その後ろに現れたのは散歩中の白い犬。テレビ中継に興味をもっちゃったようで、飼い主が歩こうと促してもその場から離れようとしない。
かわいらしい乱入者にやさしく接するお姉さん。
犬はこれで「ここは自分がいてもいい現場」と思い込んでしまったのかもしれない。
中継の邪魔にならないよう、飼い主が移動させようとするも、しっぽりと腰を下ろしてくつろいでしまった。
困ってしまった飼い主はリードをひっぱるが、犬は「まだここを離れたくなーい」とばかりに、横になったままズルズルと引きずられる形に
こうなってくるとお天気情報とかまったく頭に入らなくなるけど別に困らない。だってこんな寒空の中、犬は見ている人の心を暖めてくれてるんだもの。
予期せぬものが写り込んでしまうことを英語ではフォトボム(photobomb)と呼ばれているが、暗く悲しいニュースの時は、逆にこんなかわいい動物によるフォトボムが発生することを待ってしまう自分がいるよ。
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