マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督がプレミアリーグのタイトルレースに言及した。クラブ公式サイトが伝えている。

ユナテッドは25試合終了の現時点で14勝7分け4敗の2位。来月のインターナショナルマッチウィークまでチェルシーマンチェスター・シティ、そして上位のウェストハムといった厳しい相手との一戦を控える。

まず28日の第26節で5位につけるチェルシーとのアウェイ戦に臨み、勝てばトップ4争いでより優位に立てるスールシャール監督だが、その一戦に先駆けた会見で決着の長期化を主張した。

「長い戦いになると思う。早々に順位が決まるとは思わない」

「シーズンは予測不可能なもの。チームが悪い局面を経て、流れを好転させるのを目の当たりにしてもきた。ケガ人が出て何が起こるのか、今の状況に選手たちがどんな対応するのかなんて、誰にもわからない」

「長いシーズンだが、かつてないほど短期間で多くの試合が行われているからだ。私からしたら、どの試合も大事。もちろん、チェルシー戦もね。どれだけ難しく、どれほど大事なものなのかはわかっている」

ノルウェー指揮官はまた、FAカップ準々決勝のレスター・シティ戦だけでなく、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16でミランとの2試合を予定する今後に向けても語った。

「全チームが38試合を戦う。試合結果の良し悪しは別としても、影響が出てくるもの。我々は何度かの挫折から立ち直り、今に至っている。重要な時期さ。グループの精神状態は良い。これからのビッグゲームが楽しみだ」

先月末からチェルシーを率いて、ここまで公式戦8試合無敗と立て直すトーマス・トゥヘル監督にも触れ、手腕に賛辞を送りつつ、勝利を目指した。

「結果やスタッツ、ポゼッション、相手を自陣のゴールから遠ざける力を見ると、彼は本当によくやっている。シーズン途中から入っていくのは決して簡単じゃない。彼も喜んでいるに違いないが、願わくば我々が彼らを止めたい。それが私の仕事だ」

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