チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が振り返っている。イギリススカイ・スポーツ』が報じた。

チェルシーは28日に本拠地で行われたプレミアリーグ第26節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。この試合を前にウェストハムとレスター・シティの上位勢がともに敗れたため、トップ4返り咲きのチャンスがかかった一戦だったが、均衡破れず、0-0の痛み分けに終わった。

先月の就任から公式戦9戦不敗(6勝3分け0敗)を継続したものの、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内浮上を逃してしまったトゥヘル監督。試合後、勝ち切れなかったが、チームとしての戦いぶりに一定の満足感を示している。

「非常に強いチームによるハイクオリティなゲームだったよね。前半は(スコット・)マクトミネイのクオリティにより、何分か苦しめられてしまった。全体的に互角な試合だったと思う」

「後半は我々が非常に強く感じられ、良いチャンスやハーフチャンスもあった。勝利に近づいたが、ピッチ上に質の高い局面がたくさんあり、何が起きてもおかしくなかったよ。私は満足だ。守りは非常に良く、非常に勇敢だった」

「我々は後半に変更を施した。相手にボールを持って前に出てこさせないように2人のストライカーとともに守るようにしたんだ。逆に、我々の攻撃は十分じゃなく、彼らがかけ始めたハイプレスを掻い潜るのは簡単じゃなかった。容易くボールを失う場面が多く、自信を欠いてしまったね」

「今の我々はこうした試合に勝つために必要な冷静さがない。しかし、努力と戦いぶりがあれば、何の心配もない。このままいけば、我々は対戦するのが難しいチームになれるはずだ」

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