アーセナルのミケル・アルテタ監督が、レスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

アーセナル2月28日プレミアリーグ第26節でレスター・シティとアウェイで対戦した。

プレミアリーグで3位に位置するレスターとの一戦を、ボトムハーフで迎えたアーセナル。すると6分にユーリ・ティーレマンスにゴールを奪われ、早々にリードを許す。

前節の首位マンチェスター・シティ戦での開始早々のゴールが蘇る状況となったが、この日のアーセナルは冷静にプレー。39分にFKからダビド・ルイスが豪快にヘディングで決めて同点とすると、前半終了間際には相手のハンドによりPKを獲得。アレクサンドル・ラカゼットが落ち着いて決めて、前半のうちに逆転に成功する。

後半に入ると、レスターはハーヴェイバーンズが早々に負傷交代。すると、アーセナルは直後にカウンターから最後はニコラ・ぺぺが決めて3点目を奪取。その後はしっかりと守りきり、1-3で逆転勝利を収めた。

アルテタ監督はこの試合のパフォーマンスが今季ベストなのではとの質問に「ベストかどうか分からない」とコメント。しかし、チームのパフォーマンスを褒め称えた。

「チームのパフォーマンス、そしてキャラクター、我々が示した落ち着きについては確かに満足している」

ベンフィカ戦での逆転劇から戻ってきて、とても早い時間にビハインドを負った。最高のチームであるレスターに対して、本当に難しい状況に陥ってしまった」

「我々は試合で本当に良い瞬間を見せ、堅実に戦い、試合を支配し、全体として勝つことに値した」

また、この試合はアーセナルにとって、2015年以来初となるアウェイでのトップ3のチーム相手の勝利となったが、アルテタ監督は結果以上にそのレベルの相手とどう戦うかが重要だと語った。

「私にとってはそれだけではなく、最高のクオリティの相手とどう戦うかが重要だ。常にアーセナルでいようとすることで、自分たちのマインドを落ち着かせることができる」

「誰と対戦するかは関係ない。トップレベルの相手と対戦するには、勇気が必要だ。勝利を誇りに思うが、それ以上に我々が成し遂げた方法を誇りに思う」

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