4月スタートの鈴木亮平主演ドラマ「レンアイ漫画家」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)に、眞栄田郷敦と小西桜子の出演が決定。二人がフジテレビ系連続ドラマに出演するのは今回が初となる。さらに、眞栄田が主演を務め、小西も出演するスピンオフドラマ「レンアイ格闘家」のFOD独占配信も発表された。

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「レンアイ漫画家」は、鈴木演じる漫画一筋で恋愛が超苦手な少女漫画家・刈部清一郎と吉岡里帆演じる“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷち女子・久遠(くおん)あいこ、そんな恋に不器用な二人が繰り広げる、笑えてほろっとくるコミック・ラブストーリー。

あいこが訪れるカフェ&バーの店員役

眞栄田演じる二階堂藤悟(にかいどう・とうご)は、あいこ(吉岡)行きつけのカフェ&バーで店長代理として働く店員。心優しく聞き上手で、仕事や恋に悩むあいこの愚痴聞き役だ。一見、軽くてチャラいモテ男だが、どこか憎めない存在。常にポジティブマインドで、感受性も強く、いろいろな未来への可能性を探っている。そんな二階堂の何気ない行動が伏線となり、物語が意外な展開に動くことも。

眞栄田がフジテレビ系連続ドラマに出演するのは今回が初。また、鈴木や吉岡との共演も初となる。連続ドラマの出演は「ノーサイド・ゲーム」(2019年、TBS系)、「私の家政婦ナギサさん」(2020年、TBS系)に続き、今回が3作品目。

一方、小西演じる伊藤由奈は、二階堂(眞栄田)の店の店員で、二階堂に好意を寄せている。物事を客観視しているイマドキ女子。二階堂と同様に、あいこの愚痴聞き役で、あいこの恋愛ミッションに協力的だが、二階堂あいこの関係性に嫉妬することもしばしば。

小西もフジテレビ系連続ドラマに出演するのは初めてだが、映画「初恋」(2020年)のヒロイン役や主演を務めたドラマ「猫」(2020年、テレビ東京系ほか)など、昨年出演した映像作品は12作品にも及ぶ。

■スピンオフドラマは男女の恋愛観の違いを描く

さらに、眞栄田が主演を務める本作のスピンオフドラマ「レンアイ格闘家」のFOD独占配信も決定。笑いどころ満載の「レンアイ格闘家」は、二階堂と由奈を中心としたテンポの良い掛け合いをベースに、男女の恋愛観の違いをテーマに展開されていくシチュエーションコメディーとなっている。本編で垣間見える二人の絶妙な関係が、スピンオフであらわになる。

■眞栄田郷敦、小西桜子コメント

――「レンアイ漫画家」への出演が決まった時の感想

眞栄田:テレビなどで見ていて、鈴木亮平さんや吉岡里帆さんは役者として尊敬するお二人でしたので、ご一緒できることがとても光栄に思いました。撮影がより楽しみになりました!

小西:フジテレビのドラマに出るのは初めてで、とてもうれしかったです!この作品は王道のラブコメディーなので、キュンキュンしながらも楽しんでいただけるドラマをお届けできればと思います。

――ご自身が演じられる役について

眞栄田:ぱっと見は、少しチャラチャラしたように見えますが、真っすぐで素直な人物だと思います。やりたいことをやって、思ったことをすぐに行動に移せるのは、ピュアだからなんだと。そんな藤悟を演じる上で、動きや仕草にチャラチャラした感じを取り入れています。でも、ただチャラいイメージにはしたくないので、バランスは難しいです。かっこよさやモテ要素は木村拓哉さんを参考にしている箇所があります。まだ、あまり見たことがない顔を見ていただけると思います!

小西:私が演じる伊藤由奈という役は、見た目は今どきの女の子で、吉岡さん演じるあいこさんとは対照的な恋愛経験豊富な役どころです。二階堂を巡ってあいこさんとライバル関係になったり…、いろんな登場人物と絡んで行くところに注目していただければと思います!

――収録現場の雰囲気

眞栄田:現場の雰囲気は良いのですが、撮影の進行がすごく早いので少し焦っています(笑)。二階堂が働いている店が、すごく撮影しやすいみたいで、ほとんど一発撮りなんです!

小西:初めての長丁場の連ドラ撮影で、最初は不安だったのですが、みなさんの和気あいあいとした雰囲気の中で楽しく撮影しております。視聴者のみなさんに“良いモノを届けよう”とスタッフや出演者の皆さんが一丸になって撮影をしているのを見て、「私も頑張らないと!」と思っています!

――今回初共演の鈴木亮平さんや吉岡里帆さんの印象について

眞栄田:亮平さんと原作に描かれる刈部清一郎のイメージは僕の中ではあまりリンクしていませんでしたが、いざご一緒してみると、すでに刈部らしいオーラをまとわれていたので、すごい方だなと思いました。吉岡さんはご本人とあいこさんとしての良さが両方、画にすごく出ていてまるでテレビを見ているみたいな瞬間が多々ありました。亮平さんにも吉岡さんにも現場では引っ張っていただいていて、お二方のお芝居に感じるものも多いのでご一緒できたのはうれしいです。

――スピンオフドラマにも出演することについて

眞栄田:僕が演じる二階堂と由奈(小西)を中心に二人が働く店で展開していきます。本編もラブコメディーですが、スピンオフはよりコメディー要素が強くなっています。二階堂と由奈の本編では描かれない面も出てきますので、本編よりも笑ってご覧いただければと思っています。

小西:素直にすごくうれしかったです!伊藤由奈という役をスピンオフでは掘り下げていただいて、本編の「レンアイ漫画家」よりも、コメディーに振り切った内容になっております!気軽に楽しんでいただける作品になっていると思います。本編では描かれていない由奈のクレイジーさが予想を裏切っていき、その変化を楽しんでいただけるかなと思います!

――読者に向けメッセージ

眞栄田:恋愛漫画家を中心としたちょっと特殊な世界観を楽しんでいただける作品だと思います。個性あふれるキャラクターやユニークな展開をぜひお楽しみに!

小西:この作品を通して、皆さんにキュンキュンをお届けできるように、頑張って撮影しています!嫌なことを忘れられるくらい、このドラマを楽しんでいただければと思います。ラブコメディーですが、心が温かくなるドラマにもなっていると思いますので、本当にいろんな方に見ていただきたいです!ぜひ、楽しみにしていてください。

第1話あらすじ

久遠あいこ(吉岡里帆)が働く「あかり葬祭」では、若くして亡くなった刈部純の葬儀が営まれていた。純は、あいこの高校時代の初恋相手。あいこは先輩社員から純の忘れ形見の息子・レン(岩田琉聖)の面倒を見るよう指示される。母親もいないため、レンは突然ひとりになってしまっていたのだ。あいこがレンにあいさつをしていると、黒のパーカーでフードを被った大柄な男がやって来る。あいこがレンに誰かと尋ねると、叔父だと答えた。純の兄・刈部清一郎(鈴木亮平)だった。葬儀にそぐわないその風体に、親戚たちは“変人にレンが育てられるのか?”とあきれている。あいこがそんな声を聞いているとレンがいなくなった。

高所にいるレンを見つけたあいこは、その姿に純を重ねる。あいこは高校時代に純に何回も告白して交際してもらったことなどをレンに話し、思わず涙目に。そんなあいこにレンがハンカチを渡そうと放ると、いつの間にか現れた清一郎がキャッチした。驚くあいこに清一郎は「レンアイしろ!」と言い放って詰め寄る。その時あいこは、思わず清一郎を突き飛ばしてしまう。

清一郎にけがをさせたことが原因で葬儀社を解雇されてしまったあいこ。職探しも難航する中、アパートに戻ると不審な男がいた。出版社の向後達也(片岡愛之助)と名乗る男は、あいこに仕事を依頼したいと持ちかけ、ある豪邸に連れて行く。そこであいこを迎えたのはなんと葬儀場で突き飛ばした男・清一郎だった。清一郎は正体を隠して大ヒット漫画「銀河天使」の連載を続ける人気少女漫画家だという。その漫画のネタのため、あいこは疑似恋愛のミッションを依頼される。

「レンアイ漫画家」に出演&スピンオフドラマで主演を務める眞栄田郷敦/(C)フジテレビ