
なでしこジャパンの熊谷紗希選手が飲み会で発言した内容を同席した大学生がツイッターで暴露した騒動で、熊谷選手は2011年7月21日夜、自身のツイッターを通じて謝罪した。
騒動が起きたのは、ドイツ・ワールドカップでなでしこジャパンが優勝し、メンバーらが帰国した直後の7月20日。熊谷選手が参加した飲み会で、同席した男子大学生が熊谷選手の言動をツイッターで随時投稿。そのなかには、熊谷選手による「なでしこジャパンの裏話」、「(金メダルは)いらないからあげる」、「上下関係ハンパない」や、「監督このままじゃダメ」といったチーム批判ともとれる発言の暴露が含まれていた。
こうした暴露がインターネット上で広がり、炎上。これを受けて熊谷選手は、
「お騒がせしている件に関してですが、監督批判をしたということについては、事実ではありませんが、間違いなく私の言葉足らずで、誤解を招いてしまうような発言が原因です。 また、チーム事情に関しても、事実とはかけ離れた表現で書かれてあり、内容は事実ではありません」
と釈明し、その上で、
「私の軽率な行動が、今回のような事態を招くことになってしまい、本当申し訳なく思っています。 また、誤解を招くような発言があったことも、深く反省しております。監督をはじめ、チームメイト、関係者の方々、応援してくださっている全ての方々にご迷惑をおかけしたことを、この場を借りて深くお詫び申し上げます。 今後は、サッカーの面だけでなく、全ての面で意識を高く持って、一からやっていきたいと思います」
と自身のツイッターを通じて謝罪した。なお、男子大学生のツイッターはすでに削除されている。
(丹羽一臣)
◇関連サイト
・熊谷紗希 - ツイッター
http://twitter.com/kumagai1017

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