Photo: Catie Keck/Gizmodo

プラスプラスプラス…。

動画配信サービスは日々お世話になっていますし、複数使いしていてもはや現代生活になくてはならないものだと思います。だからこそ気になることがあるんですよねぇ。…プラスつけすぎじゃね? 数ある動画配信サービスで、まぁ「+」がついているものの多いこと多いこと。だがあえて言いたい、+多すぎ上等です。それでいいんです。

先月のThe New York Timesの記事で「+多すぎ問題」が話題になったそうですが、確かに多いです。米GizmodoのVictoria Song記者も、昨年9月に「+お腹いっぱい」発言していましたね。プラスよく聞くなぁと思ってはいたけれど、動画サブスク大本命のアメリカでは日本以上にいっぱいプラってました。AMC+、Apple TV+、BET+、Discovery+、Disney+Documentary+、ESPN+、Live TV+、Paramount+などなど(Hulu2015年まではHulu+ありましたね)。完全に時代のトレンドは+です。

多すぎるなと思う一方、わかりやすいとも思います。通常版から内容がプラスされているプレミアム、それが〇〇+。選択肢が2つあるならば、いいやつの方。1度理解すると、わかりやすいネーミングセンスです。動画サービスではありませんが、例えば Apple News+も、この通常版とプレミアム版という分類として+を使っており、なるほど+慣れした消費者にはわかりやすいネーミングです。つまり、サービス名に「+」をつけるのは、企業と消費者のコミュニケーションとして、今や非常に有効な手段になっているのではないでしょうか。「+」=機能もコンテンツも多い、けどプラスでお金もかかる。この考えが、企業と消費者の間で共有されてきていると思います。

そうすると、気になるのがApple TV+。この+の使い方には物申したいですね。昨今共通認識ができた+の概念を複雑化しているからです。Apple TVメディアストリーミング端末=ハードの名前。Apple TV+はストリーミングサービスの名前。つまり、Apple TVに何かプラスしたものがApple TV+ではなく、+がついている=プレミアム版という広がりつつある共通認識に則していないんです。Apple News+では、昨今の+の使い方しているのに、Apple TV+の方はただ「動画配信系はみんな+って言ってるから」と安易につけられたように感じますけど。あとは、HBO MaxMaxをやめて+にした方が消費者にとっては馴染みやすいかと。

動画配信系サービスに+は確かに多い。だが、それでいい。それでいいから、+の意味をいじらないでほしい。+ムーブメントがあまりに加熱しているので、ここで言っておきます。+=プレミアム。どうかこの認識でお願いします!