イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏は、現在リーグ首位に立つインテルを評価していないようだ。『フットボールイタリア』が伝えた。

インテルアントニオ・コンテ監督の指揮の下、セリエAで今シーズン24試合を消化した時点で首位に立っている。現在はリーグ5連勝中であり、2009-10シーズン以来のスクデット獲得が期待されている状況だ。

しかし、カッサーノ氏は『Twitch』を介して、現在のインテルに対する否定的な考えを発信。コンテ監督が「(グループステージ最下位に終わった)チャンピオンズリーグ(CL)で我々がまだ残っていたら、大きな存在になっていただろう」と発言したことに対しても、辛辣に批判している。

「コンテは自分が(ジョゼップ・)グアルディオラではないと理解しているのだろうか。CLの場で発言権があると思っているのだろうか。勘弁して欲しい。私は馬鹿ではないんだ。セリエAが平凡である一方で、ヨーロッパは別物であり、そこで彼らは支配できていない」

「彼らはプレーに違いを作れるエリクセンのフィットにより、さらに強固となったように見えるが、別に大したサッカーはしていない。その辺はアタランタの方が優れている。インテルは深い位置で相手の動きを待ち、ロングボールを(ロメル・)ルカクに届けるだけだ」

インテルはタイトルを獲得しなければならないし、彼らも勝ち取るつもりではあると思う。とはいえ、良いプレーをしているとは思わないね」

「もしもコンテが深刻なミスを犯したとしたら、それは彼の責任でしかないだろう。インテルのCLでのパフォーマンスは本当に馬鹿げたものだった。シャフタールにも遅れをとっていたんだからね」

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