漫画『呪術廻戦』より、3月4日のコミックス最新第15巻発売でシリーズ累計発行部数が3600万部を突破することが決まった。同日には公式ファンブックも発売される。

【写真】作品を徹底解説 『呪術廻戦』公式ファンブック表紙&収録ページ

 本作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の、芥見下々によるダークファンタジー漫画。ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、呪いを廻る戦いの世界へと足を踏み入れた、類いまれな身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁を中心に、“呪い”にまつわる戦いを描く。昨年10月にスタートしたテレビアニメ(MBSTBS系/毎週金曜25時25分放送中)は、アニメファンも巻き込み大きな話題を集めている。

 渋谷事変の佳境を迎えるコミックス最新第15巻の初版発行部数は150万部となり、3月4日の発売をもってデジタル版を含むシリーズ累計発行部数が3600万部を突破することが決定。同作は1月13日に2000万部突破、1月26日に2500万部突破、2月9日には3000万部突破と、驚異的なスピードで部数を伸ばし続けている。

 同日には『呪術廻戦 公式ファンブック』も発売。著者・芥見全面協力のもと、1冊ほぼ新情報で構成された同作初の公式ファンブックで、3章構成のうち1章「キャラクターの章」では70以上のキャラクターに関するQ&Aに著者自らが回答。2章「設定の章」では芥見への徹底取材により、作品世界の「設定」を大解剖。呪術界の歴史や術式の仕組みなど初公開の情報を多数掲載する。そして3章「各話解説の章」では、芥見がコミックス0巻~8巻64話までの原稿執筆当時の心境を振り返りながら各話について解説する。

 芥見が多大な影響を受けたという漫画『BLEACH』の著者・久保帯人との対談も実現。10ページにわたりマンガ談義を掲載する。対談を記念し、お互いの作品キャラクターを描き下ろした貴重なイラストも収録され、作品世界に没入できる1冊になっている。また初の公式ファンブック発売を記念して、影に両面宿儺が浮かび上がる「特製チェンジングクリアファイル」が抽選で1000名にプレゼントされる。

 漫画『呪術廻戦』コミックス第15巻、公式ファンブックは集英社より3月4日発売。コミックスは定価440円(税別)。公式ファンブックは定価800円(税別)。

『呪術廻戦』シリーズ累計発行部数3600万部突破告知画像 (C)芥見下々/集英社