カラオケ・JOYSOUNDは、「テレワークで聞くBGM」人気ランキングを発表した。   

コロナ禍で苦境に立たされているカラオケ業界だが、業界を上げて感染対策を徹底し、少人数での利用を呼び掛けるとともに、テレワーク向けの便利なサービスを打ち出していくことで、“カラオケルームで仕事する人”が急増しているという。

JOYSOUNDでは、「快適に業務を行っていただけるように」と、昨年12月より、機種導入店舗で利用できるテレワーク向けのBGM配信をスタート。その再生数に基づく、「テレワークで聞くBGM」人気ランキングをまとめた。

全11種のBGMの中で、配信以来、3か月連続首位と断トツの人気を誇っているのは「暖炉」。これから春先にかけて暖かくなってくると順位が変動する可能性はあるものの、暖炉にくべられた薪がパチパチと音を立てつづけるBGMは、肌寒い季節に最適だ。暖炉に灯る火が身体を芯から温めてくれるような感覚とともに、癒しの時間を演出してくれる。

続いて、2位にランクインしたのは「雨の音」。普段なら憂鬱な雨だが、しとしとと降り続ける雨音は、心を静め、集中力を高めてくれる効果を感じる人も多いよう。また、3位には「小鳥の声」、4位には「水流」と、いずれも気分をリフレッシュさせてくれる自然の音が上位に揃った。

一方で、在宅勤務前には聞きなれていたはずの「オフィスの音」は、意外にも5位にとどまる結果に。テレワークにおいては、オフィス勤務を連想させるBGMより、暖炉や自然界の音など、癒しの音を求める方が多い傾向にありそうだ。また、心を高揚させられそうな「花火大会」は8位、「祭り囃子」は9位となったほか、落ち着かず「作業用BGM」には不向きなのか、「路上の風景」は10位、「鐘の音」は最下位の11位となった。